アカウンティング&ミュージック 2023年邦楽ベスト3。第2位:くるり(Quruli)「感覚は道標(Driven By Impulse)」
■ 第2位:くるり(Quruli)「感覚は道標(Driven By Impulse)」
オリジナルメンバーのドラム、森信行を迎えての懐古的なアルバムかと初めは思いましたが、「Philharmonic or die」、「THE PIER」に匹敵する名盤ですね。
制作の様子を追いかけたドキュメンタリー映画「くるりのえいが」を見てのとおり、ゆるい雰囲気で作られているのですが、それが故に、曲作りの良さ、演奏の上手さ、くるりのバンドとしての実力のすごさがよくわかります。
アルバム発売ツアーで、森信行とともにドラマーとして参加していたクリフ・アーモンド(Cliff Almond)を初めて生で見て、そのグルーヴに鳥肌が立ちましたが、このアルバムには彼は参加しておらず、だれがドラマーでも極上のグルーヴを紡げるのが今のくるり。
岸田繁のリズム・ギターに目が行きがちですが、日本のウィリー・ウィークス(Willie Weeks)の域に達した佐藤征史のベースこそがくるりのドラマーを選ばないグルーヴの良さの源泉だとだんだんわかってきました。
配信先行シングル「In Your Life」の歌詞ではないですが、実は日本のスティーリー・ダンは、キリンジではなく彼らではないかと思わせるくるり、今後の活躍に期待させていただきます。
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