法人税基本通達の逐条解説も久しぶりの改訂です。大澤幸宏(著)「法人税基本通達逐条解説」
大澤幸宏(編著)「法人税基本通達逐条解説」 (2014年7月)。
現役の国税庁の法人課税課の職員の編著による法人税基本通達の逐条解説本。
先日ご照会した、同じ著者の「法人税関係 措置法通達逐条解説―平成26年3月1日現在版」(2014年3月)と比べると間隔は短いですが、約3年ぶりの改訂です。
「法人税基本通達」は、国税庁が法人税法の適用を統一的に行っていくために、国税職員向けに定められた法令解釈の通達であり、本来、国税局や税務署さらにはその職員に対して拘束力を有しますが、国民・納税者を拘束する法令ではありません。
しかし、法人税法の異解釈の重要な指針であることは間違いなく、実務においても法人税基本通達に即した判断を行うことは大変重要になります。
相変わらず改正が相次ぐ法人税法ですが、思い込み、決め付けがないように最新の情報を確認して行きたいと思います。
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