「アカウンティング&ミュージック 2013年洋楽再発・再編集ベスト5(Accounting&Music 2013 Inport Music Reissue Reconstruction Best 5)」。ザ・バンド(The Band)「ライヴ・アット・アカデミー・オブ・ミュージック 1971ロック・オブ・エイジズ・コンサート (Live at the Academy of Music 1971)
年を改め、再度、2013年の音楽コンテンツを振り返らせていだきます。
今度は、「アカウンティング&ミュージック 2013年洋楽再発・再編集ベスト5(Accounting&Music 2013 Inport Music Reissue Reconstruction Best 5)」、手始めは、ザ・バンド(The Band)「ライヴ・アット・アカデミー・オブ・ミュージック 1971ロック・オブ・エイジズ・コンサート (Live at the Academy of Music 1971)」(2013年9月) 。
名ライヴ盤、「ロック・オブ・エイジズ(Rock Of Ages)」(1972年)を、ロビー・ロバートソン(Robbie Robertson)の手の元でボブ・クリアマウンテン(Bob Clearmountain)がミックスし直した「リミックス」盤。
これは物議を醸しそうなアルバムと思いましたが、コアなファンの反応はともかく、評論家筋は意外に大絶賛。
常日頃、1980年代ミックスの軽視を忸怩たる思いでいる私としても拍手喝采、ボブ・クリアマウンテン(Bob Clearmountain)ミックスのライヴ盤、最高です。
私が、ボブ・クリアマウンテン(Bob Clearmountain)ミックスのライヴ盤の良さに驚いたのが、スクイーズ(Squeeze)のセルフ・カヴァー・アルバム「Spot the Difference」(2010年)のボーナスCD。
このアルバムは、ボーナスCD無のものを最初購入したのですが、ボーナスCDのライブ盤が素晴らしいというネット上の情報を見てあわてて2枚組の方を再購入したところ、ボブ・クリアマウンテン(Bob Clearmountain)のクリアーで広がりのある音像の素晴らしさは感動的でした。
ただ、あの1970年代の録音を象徴するザ・バンド(The Band)、それも激渋のライヴ盤、「ロック・オブ・エイジズ(Rock Of Ages)」(1972年)をボブ・クリアマウンテン(Bob Clearmountain)のミックスでと聞いてどうなることかとさすがの私も思いましたが。
・You Tube上の「"Live At The Academy Of Music 1971" video outtakes」と称する動画。
http://www.youtube.com/watch?v=zNlaXtr1c-g
5枚組デラックス盤にはビデオがついていますが、「キング・ハーヴェスト( King Harvest )」と「W.S. ウォルコット・メディシン・ショー(The W.S. Walcott Medicine Show)」の2曲のみなのを受けてのouttakes集ですが、本盤の雰囲気をよく表している動画です。
ジャケットについては、みうらじゅんのはるか先を行っていた仏像趣味、「ロック・オブ・エイジズ(Rock Of Ages)」に軍配が上がりますが、ボブ・クリアマウンテン(Bob Clearmountain)ミックスはもはや原作を上回ると言ってもよい素晴らしさ。
1990年代に、マシュー・スウィート(Matthew Sweet)やレニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)が出てきて、Lo-Fi (ロー・ファイ)がもてはやされ、1980年代のHi-Fi (ハイ・ファイ)的録音が蔑まれ出しそれが今日にまで至る感がありますが、私の実感としてはなぜ逆行したのか今だに理解不能。
1980年代Hi-Fi (ハイ・ファイ)的録音の逆襲、ボブ・クリアマウンテン(Bob Clearmountain)の復権は我が意を得たり、今後も期待させていただきます。
なお、本盤は日本盤発売が大幅に遅れた「箱もの」、5枚組デラックス盤ではなく、ボブ・クリアマウンテン・ミックスのみの通常版を、私はお勧めします。
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