「アベノミクスで激変 知らなきゃ損する! 税金対策」「週刊文春 2013年01月24日号」
■「週刊文春 2013年01月24日号」の特集、「アベノミクスで激変 知らなきゃ損する! 税金対策」
詳しくは、本書をご覧になっていただきたいと思いますが、項目は以下の通り。
・相続税 二世帯住宅でも優遇を受けられる「抜け道」
・消費税 8%上げ直前の駆け込みはボーナス一括払いがお得
・住宅ローン減税 拡充へ! マンションまだ買ってはいけない
・生前贈与 孫への教育資金だけじゃない 「年間110万円」の渡し方
・少額投資非課税制度 導入で狙うべき高配当株&リートはこれだ!
・自動車税 廃止でも「エコカー減税対象車」はいまが買い時
・所得税 富裕層増税の後に控える退職金控除引き下げの恐怖
・法人税減税 定年後も所得500万円以上なら会社を作ろう
■感じたこと
全体としては、「アベノミクスで激変」とは大げさで、最近の動向を反映した割と当たり前の内容。
生前贈与に関しての名義預金についての注意喚起は、相続税を申告する税理士としては最も苦慮するところでもあり、マスコミにもどんどん啓蒙してもらいたいところ。
天野隆税理士の、東京や神奈川、千葉で相続税申告をするのは亡くなった人の18%だったが相続税の基礎控除引き下げで39%まで増えるとの指摘は、やはり首都圏にお住いの方には大変な脅威ではないでしょうか?
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