「アカウンティング&ミュージック 2012年邦楽再発・再編集ベスト5」(Accounting&Music 2012 Japan Music Reissue Reconstruction Best 5)」。岡村靖幸(Yasuyuki Okamura)「家庭教師」
続いては、「アカウンティング&ミュージック 2012年邦楽再発・再編集ベスト5」(Accounting&Music 2012 Japan Music Reissue Reconstruction Best 5)」、手始めは、岡村靖幸(Yasuyuki Okamura)「家庭教師」(オリジナル:1990年11月、再発:2012年2月)。
2011年、奇跡の復活を果たした岡村ちゃんこと岡村靖幸(Yasuyuki Okamura)を祝福するように、EPICレーベルから発表したアルバム6作品が、Blu-spec CDで再発。
20年以上たった今聴いても、言葉、メロディー、コード、リズムの変幻自在、ぶっ飛びぶりには驚くばかり。
天才の偉業です。
とにかく、1曲目「どぉなっちゃってんだよ」がすごい。
・You Tube上の1曲目「どうなっちゃてんだよ」のミュージック・ビデオ(PV)。
http://www.youtube.com/watch?v=SzaCQGJomOM
日本語のリズムへの乗せ方、「どうなっちゃてんだよ 人生がんばってんだよ ベランダ立って胸をはれ」という言葉そのもののインパクト、躍動感あふれるメロディー、不思議な動きのベース・ライン、キレまくるリズム。
「エチケット(パープルジャケット) (Etiquette Purple Jacket)」(2011年8月)1曲目のヘビーなファンクのバージョンもカッコいいですが、私はこのバージョンが一番好きです。
マスタリングは「家庭教師」のみ「まりん」こと砂原良徳(Yoshinori Sunahara)で、モービル・フィデリティー社ゴールドディスクのように音圧低めの上品すぎるものでも、逆に音圧のみの繊細さに欠けるものでもなく、コーネリアス (Cornelius)「ファンタズマ(FANTASMA)」(オリジナル:1997年、再発:2010年11月)同様素晴らしい仕事。
油絵のキャンバス調の紙ジャケット、松尾「大人計画」スズキ、直枝「宇宙の柳、たましいの下着」政広のコメントが、この天才の偉業に花を添えます。
岡村靖幸(Yasuyuki Okamura)、さらなる偉業に期待します。
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