和風キング・クリムゾン(King Crimson) という感じの傑作。ZAZEN BOYS(ザゼン・ボーイズ)「すとーりーず」
ZAZEN BOYS(ザゼン・ボーイズ)率いる元ナンバーガール(NUMBER GIRL)の向井秀徳(Mukai Shutoku)は、キャプテン・ビーフハート(Captain Beefheart)やレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)が好きみたいですが、私の印象は、和風キング・クリムゾン(King Crimson) という感じ。
ハードかつヘビーな、ミニマル・ミュージックっぽい反復するリズムが実に気持ちが良い。
かなり前衛的、即興的なのですが、不思議と、既視感が感じられるとともに計算が感じられる職人芸的音楽。
歌詞もナンセンスなようで、かなり考えられていると思います。
今まではその実力は認めるものの、なんとなくついて行けない感のあったZAZEN BOYS(ザゼン・ボーイズ)ですが、今後は大いに期待させていただきます。
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コメント
「すとーりーず」は今年一番ききまくった邦楽です。
白井良明ソロのレビューもお願いします‼
投稿: c3papa | 2012年12月29日 (土) 16時43分
c3papaさん、コメントありがとうございます。
後期クリムゾン・ファンのc3papaさんなら、「すとーりーず」は好きだろうと思いました。
同じくクリムゾンつながり、「スクラップ(sclap)」白井良明ソロ、当然チェックしています。
当ブログは、かなりの甘口ブログですので、大変申し訳ありませんが取り上げさせていただかない作品も多いので悪しからず。
投稿: Accounting&Music | 2012年12月29日 (土) 18時14分