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スタジオ良し、ライヴ良し、「音」で勝負の会心作。Superfly(スーパー・フライ)「Force」

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  Superfly(スーパー・フライ)「Force」(2012年9月)。

 いつもご紹介が何となく遅れるSuperfly(スーパー・フライ)のニュー・アルバム、初回限定盤特典は、ありそうでない、アルバムを完全再現したLIVE盤CDとの2枚組。

 CDが売れない最近は、初回限定盤特典としては、DVDが多いのですが、繰り返し見ることはないので、アルバムを完全再現したLIVE盤CDというのは、ライヴに自信があるアーティストなら良いアイディア。

 昨年のシングル「愛をくらえ」(2011年10月)もそうでしたが、今回はLIVE盤にも言えますが、中原正幸(Masayuki Nakahara)による録音がとにかく尋常ではない音の良さ。

 LIVE盤CDのメンバー紹介によるとどうやらバンマスらしい八橋義幸(八ツ橋義幸 Yoshiyuki Yatsuhashi)のギターの音の昇天しそうな気持ちよさが堪能できます。

・You Tube上の1曲目、Superfly(スーパー・フライ)「Force」のミュージック・ビデオ。

 http://www.youtube.com/watch?v=co27ANdilhE

 相変わらずギターのリフがカッコいいですね。

 個人的に一番気に入ったのは、7曲目(LIVE盤も7曲目)「平成ホモサピエンス」。

 http://www.youtube.com/watch?v=Af01HGpEjhc

 八橋義幸(八ツ橋義幸 Yoshiyuki Yatsuhashi)の幻のバンド、ジャングル・パワー・ゴリラ(Jungle Power Gorilla。通称「JPG」)を思い起こす、P-FUNK調のヘヴィー・ロック。

 また、本作は、スタジオ録音のほとんど、ライヴ盤CDの全曲のドラムスが和製スチュワート・コープランド(Stewart Copeland)、小田原豊(Yutaka Odawara)なのもポイント高く、全編にわたっての疾走感が素晴らしい。

 Superfly(スーパー・フライ)、やっぱりCDっていいよねと思わせてくれるアルバム作りを今後も期待いたします。

 

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