抑揚の大きなメロディーで退屈さを感じさせないチェンバー・ポップ(Chamber Pop)。ジェレク・ビショフ(jherek bischoff)「Composed」
ジェレク・ビショフ(jherek bischoff)「Composed」(2012年6月)。
「MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2012年 08月号」の渡辺亨の「輸入盤紹介」で発見。
同記事でも引き合いに出されているオーウェン・パレット(Owen Pallett )等と一線を画す、デヴォーチカ(DeVotchKa)を思い起こすような抑揚の大きなメロディーが最高。
ヤン・ランキッシュ(Jan Lankisch)が手掛けるジャケット・デザインもセンス良く、退屈さを感じさせないチェンバー・ポップ(Chamber Pop)です。
ジェレク・ビショフ(jherek bischoff)は、シアトル出身の作曲家兼マルチ楽器奏者で、「Composed」(2012年6月)でもプロデュース、レコーディング、ミキシング、マスタリングを全て自ら手掛けています。
ただし、ゲストは多彩で、2曲目「EYES」はデビット・バーン(David Byrne)、3曲目「The Secret Of The Machines」はカエターノ・ヴェローゾ(Caetano Veloso)がヴォーカルとして参加。
・You Tube上の2曲目「EYES」のライヴ映像。
http://www.youtube.com/watch?v=WyHKvmy77jg&feature=relmfu
・You Tube上の8曲目「Young And Lovely」のミュージック・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=i7lRuk25b0E&feature=relmfu
・You Tube上のアルバム「Composed」のトレイラー(Trailer)映像。
http://www.youtube.com/watch?v=GwfC-HtCWxk&feature=relmfu
個人的には、ミラ(Mirah)ことMirah Zeitlynをフューチャーした4曲目「The nest」が、ジェスカ・フープ(Jesca Hoop)の世界と似ていてお気に入り。
ジェレク・ビショフ(jherek bischoff)、今後も期待いたします。
| 固定リンク
« 偉大なるデューク・エリントン(Duke Ellington)の絶妙なる解釈。ジョー・ジャクソン(Joe Jackson)「The Duke」 | トップページ | 天才的な日本語詞を堪能させていただきました。森高千里(Chisato Moritaka)「ザ・シングルス(The Singles)」 »
「音楽等(やや通向)」カテゴリの記事
- アカウンティング&ミュージック 2024年邦楽再発・再編集等ベスト。サディスティック・ミカ・バンド(Sadistic Mika Band)「PERFECT! MENU 」(2025.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2024年洋楽再発・再編集等ベスト。ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)「The Asylum Albums (1976-1980)」(2025.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2024年邦楽ベスト3。第3位:高野寛(Hiroshi Takano)「Modern Vintage Future」(2025.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2024年邦楽ベスト3。第2位:竹内まりや(Mariya Takeuchi)「Precious Days」(2025.01.03)
- アカウンティング&ミュージック 2024年邦楽ベスト3。第1位:椎名林檎(Ringo Sheena)「放生会(Carnival )」(2025.01.03)
コメント