イギリスのスフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens)。スウィート・ビリー・ピルグリム(Sweet Billy Pilgrim)「クラウン&トリーティ(Crown & Treaty)」
スウィート・ビリー・ピルグリム(Sweet Billy Pilgrim)「クラウン&トリーティ(Crown & Treaty)」(2012年4月)。
2004年に結成されたイギリスのバンド、スウィート・ビリー・ピルグリム(Sweet Billy Pilgrim)の3作目のスタジオ・アルバム。
メンバーは、ティム・エルセンバーグ(Tim Elsenburg ): vocals, guitar, producer, mixing、アリステア・ハマー(Alistair Hamer ):drums、アンソニー・ビショップ(Anthony Bishop):bass、本作から参加のジャナ・カーペンターズ(Jana Carpenter ):vocals。
私は、恥ずかしながら本作で知りましたが、デヴィッド・シルヴィアン(David Sylvian)、スティーヴ・ジャンセン(Steve Jansen)周辺で活躍し、2作目の「トゥワイス・ボーン・メン(Twice Born Men)」(2009年)は、マーキュリー賞(Mercury Prize)にノミネートされるなど話題になっていたらしい。
イギリスのスフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens)、といった感じの独特の音像が気に入りました。
・You Tube上の1曲目「Joyful Reunion」のミュージック・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=VR38Al-KSLk
出だしのベース・ラインが不思議な動きで何とも言えない気持ち良さ。
・You Tube上の9曲目「blue sky falls」のライヴ映像。
http://www.youtube.com/watch?v=wTfoAuy7f4k&feature=related
フォーキーな感覚と、エレクトロニクスな感覚のブレンドが、スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens)と似ています。
スウィート・ビリー・ピルグリム(Sweet Billy Pilgrim)というバンド名は、カート・ヴォネガット(Kurt Vonnegut)の「スローターハウス5(Slaughterhouse-Five, or The Children's Crusade)」(1969年)の主人公の名前からとられているとのことで、以前に当ブログでもご紹介したとおりカート・ヴォネガット(Kurt Vonnegut)好きのスフィアンとそういう意味でも通じる部分があるのかもしれません。
前2作も聴いてみましたが、一番キャッチーな感じがする、「クラウン&トリーティ(Crown & Treaty)」(2012年4月)、お勧めです。
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