細野晴臣(Haruomi Hosono)らはっぴいえんど(Happy End)が驚いたサウンドです。リトル・フィート (Little Feat)「アメリカン・キューティ(American Cutie)」
リトル・フィート (Little Feat)「アメリカン・キューティ(American Cutie)」(2012年2月)。
「デキシー・チキン(Dixie Chicken)」(1973年)発売直後の1973年7月、FM放送出演時のライブ音源。
以前に当ブログでご紹介したように、1972年、録音でロスアンジェルスを訪れていた細野晴臣(Haruomi Hosono)らはっぴいえんど(Happy End)のメンバーが「デキシー・チキン(Dixie Chicken)」のレコーディングを見学し、「何で見ちゃったんだろうと思うけど、見ちゃったものはしょうがない」というほど衝撃を受けたというシンコペーション(MUSIC MAGAZINE(ミュージック・マガジン)2007年11月号参照)。
その衝撃がダイレクトに伝わるような、熱演です。
・You Tube上の14曲目「ファット・マン・イン・ザ・バスタブ(Fat Man in the Bath Tub)」の、ほぼ同時期、1975年のBBC Old Grey Whistle Testの映像。
http://www.youtube.com/watch?v=SkZsSydzQjM
ローウェル・ジョージ(Lowell George)がスリムです。
リトル・フィート (Little Feat)のライブ盤としては、「ウェイティング・フォー・コロンブス(Waiting For Columbus)」(1978年)が有名で、音質はそちらの方がよいのですが、タワー・オブ・パワー(Tower of Power)のホーンセクションが入っていたり、長尺ジャム指向が強かったりで、コンパクトで荒削りな「アメリカン・キューティ(American Cutie)」の方が私にとっては魅力的。
来日したり、新譜を出したり、いまだに現役バリバリのリトル・フィート (Little Feat)ですが、貴重な音源の発掘も期待させていただきます。
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