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良さがわかりました。カーネーション(CARNATION)「天国と地獄(Hight&Low) 20周年記念コレクターズ・エディション」

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 カーネーション(CARNATION)「天国と地獄(Hight&Low) 20周年記念コレクターズ・エディション」(Original:1992年、Collector's Editione:2012年5月)。

 フランク・ザッパ(Frank.Zappa) の紹介者として名高いヤギ・ヤスオ(八木康夫)のイラストが示す通り、直枝政広(Masahiro Noe、直枝政太郎)の「アングラ」的側面が色濃い作品。

 今回の「20周年記念コレクターズ・エディション」(2012年5月)は、「天国と地獄(Hight&Low)+16」(1998年)のオリジナル盤であるDisc1をHQCD 仕様とし、新たに当時のライブやレコーディング風景を収めたDVDを付加したもの。

 実は、この時代のカーネーション(CARNATION)は当時はあまり好きではなかったのですが、今回、その「アングラ」的魅力に開眼いたしました。

・You Tube上の11曲目「愛のさざなみ」の音源。

 http://www.youtube.com/watch?v=wnsUI9JG_zI

 作詞:なかにし礼、作曲:浜口庫之助、オリジナルは島倉千代子のカヴァー。

 この曲や、岡林信康「いくいくお花ちゃん」のカヴァーが今聴くと心に滲みます。

 昔は、あまりクールに思えなかったのですが。

 「天国と地獄(Hight&Low)+16」(1998年)をお持ちの方は微妙かもしれませんが、そうでない方にはカーネーション(CARNATION)「天国と地獄(Hight&Low) 20周年記念コレクターズ・エディション」、お勧めいたします。

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コメント

この頃は文化系青年達からムケた野郎どもへとシフトチェンジしていく途上で、当時、昔のイメージで見ている者にとっては、しっくりこない部分があったんじゃないでしょうか。

いまだ「頭でっかちタイプがマッチョぶってみせる」みたいな臭いがあって、ストレートにクールとは思えなかったという。

その後、等身大のリアリティを獲得していって、ロックと文学性の両立にも成功していますから、シフトチェンジしてよかったんでしょうね。

投稿: MYB | 2012年7月 7日 (土) 07時04分

MYBさん、見事な分析、ありがとうございます。
カーネーション(CARNATION)については、昔から周囲の高評価に対して今ひとつ乗り切れず、エイベックス期にいたってようやく脱帽した私。
エイベックス期以後は、確かに「等身大のリアリティを獲得していって、ロックと文学性の両立にも成功」していますね。
でも、エイベック期前の「からまわる」直枝政広の魅力がわかってきた今日この頃です。

投稿: Accounting&Music | 2012年7月 7日 (土) 23時55分

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