お帰りなさい、残響(リバーブ:Reverberation)の時代(1980年代)の最高のアメリカン・ギター・ポップ・バンドNo.2。ザ・ディービーズ(The dB's)「Repercussion」
当ブログでも先日ご紹介のとおり、ザ・ディービーズ(The dB's)が、「ザ・サウンド・オブ・ミュージック(The Sound Of Music)」以来25年ぶりのスタジオ・アルバム、「Falling Off The Sky」を2012年6月12日にリリース。
「お帰りなさい、残響(リバーブ:Reverberation)の時代(1980年代)の最高のアメリカン・ギター・ポップ・バンド」と題した特集の第2回は、2ndアルバム、ザ・ディービーズ(The dB's)「Repercussion」(1982年)。
味わい深さならこちらが上、「スタンズ・フォー・デシベルズ(Stands for Decibels)」(1981年)に負けず劣らずの傑作です。
現在はインターネットを通じて即時、大量の情報を入手できますが、当時は音楽雑誌が情報源。
ザ・ディービーズ(The dB's)の2ndアルバム、「Repercussion」(1982年)の発売を知ったのは、「MUSIC MAGAZINE(ミュージック・マガジン)1982年6月号」。
前作と異なり日本盤の発売がなかったので、「輸入盤紹介」で、今野雄二が紹介。
「ニュー・ヨーク・シックス・パック」と呼ばれた1群の中ではザ・ボンゴーズがダントツだと確信していたが、ザ・ディービーズのこのセカンド・アルバムを聞くに及び、それもいささかぐらつき始めた。それ程、これは素晴らしい出来なのである。」
「これが新しい音だ、といいたい。」
と「MUSIC MAGAZINE(ミュージック・マガジン)」誌上では実に手厳しかった今野雄二(Yuji Konno)も絶賛。
「ニュー・ヨーク・シックス・パック」とは、ザ・ディービーズ(The dB's)、ザ・ボンゴーズ(The Bongos)、ザ・フィーリーズ(The Feelies)、ザ・ラウンジ・リザーズ(The Lounge Lizards)等の当時のニューヨークの先進的バンド群6組をイギリスに紹介する際に用いられていた言葉で、今でいうならばバンパイア・ウィークエンド(
当時、今野雄二は「ニュー・ヨーク・シックス・パック」についての記事も書いていたはずですが、「MUSIC MAGAZINE(ミュージック・マガジン)」誌上では見つからないので、おそらくシティ・ロード誌の方でしたでしょうか。
私がいち早く入手した、おそらく限定盤のザ・ディービーズ(The dB's)「Repercussion」(1982年)のオリジナルLPは、左画像のように右下の「FREE」と書かれた小さな袋がついており、A面最後に「pH Factor」 、B面最後に「Judy」の2曲のLP未収録のエクストラ・トラックが含まれたカセットがおまけで付いているという珍盤。
特に、メロディ・メイカー、ピーター・ホルサップル(Peter Holsapple)の作詞作曲、「Judy」は名曲で、仲間に自慢して聴かせたものです。
・You Tube上の「Judy」の貴重なライヴ映像。
http://www.youtube.com/watch?v=4NuO4u5PV9E
・You Tube上の「pH Factor」の貴重なライヴ映像。
http://www.youtube.com/watch?v=r-GCCp0cuW4
ちなみに「Judy」は、「スタンズ・フォー・デシベルズ(Stands for Decibels)」の現行CDのボーナストラック、「pH Factor」は、1曲目が「Living A Lie」の、LPや現行CDとは曲順の違う1989年にI.R.S.から出た「Repercussion」のCDのボーナストラックとして収録されています。
「Repercussion」のプロデュースとレコーディングは、その後、ザ・ディービーズ(The dB's)のファンだったらしいR.E.M.を手掛けることになるスコット・リット(Scott Litt)。
・You Tube上の、1曲目「Happenstance」の貴重なライヴ映像。
http://www.youtube.com/watch?v=tjM3dGCZkhQ
作詞作曲は、クリス・ステイミー(Chris Stamey)。
・You Tube上の、3曲目「Living A Lie」の貴重なライヴ映像。
http://www.youtube.com/watch?v=DGBDN1TtQEQ
作詞作曲は、ピーター・ホルサップル(Peter Holsapple)。
7曲目「Neverland」はミュージック・ビデオがあったのですが、現在はブロックされており残念ながらご紹介できません。
前作に比べ疾走感はなくなりましたが、味わい深さではこちらが上の「Repercussion」、金羊社の技術でカセット・ポケット再現の紙ジャケ・リマスター盤を期待させていただきます。
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