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歌って書いて語れる、タフなミュージック・ラヴァー、西寺郷太(Gota Nishidera)の真骨頂的企画の第2弾。ノーナ・リーヴス(NONA REEVES)「CHOICE Ⅱ by NONA REEVES」

H240623_choice_ii_by_nona_reeves  ノーナ・リーヴス(NONA REEVES)「CHOICE Ⅱ by NONA REEVES」(2012年6月)。

 当ブログでも昨年絶賛させていただいた1970年代から1980年代にかけてのヒット曲のカヴァー・アルバム、「CHOICE by NONA REEVES」(2011年6月)に続く第2弾。

 今回は1980年代から1990年代の作品のカヴァー。

 この時代をリアル・タイムで経験した西寺郷太(Gota Nishidera)らしく、その選曲、解説、歌唱・演奏にあふれんばかりの「愛情」は、他の追随を許しません。

 2回り下の山下達郎(Tatsuro Yamashita)と言うべきか、1回り下の直枝政広(Masahiro Noe、直枝政太郎)と言うべきか、歌って書いて語れる、タフなミュージック・ラヴァー、西寺郷太(Gota Nishidera)の真骨頂的企画、解説付カヴァー・アルバムです。

 ノーナ・リーヴス(NONA REEVES)「CHOICE Ⅱ by NONA REEVES」(2012年6月)ですが今回も絶妙な選曲。

1. 「ホワット・ユー・ギヴ(YOU GET WHAT YOU GIVE)」 (originally recorded by ニュー・ラスカルズ(NEW RADICALS)) 

2. 「ステップ・バイ・ステップ(STEP BY STEP)」(originally recorded by ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック(NEW KIDS ON THE BLOCK) )

3. 「ヒューマン・ネイチャー(HUMAN NATURE)」 (originally recorded by マイケル・ジャクソン(MICHAEL JACKSON) )

4. 「ザ・パワー・オブ・ラブ(THE POWER OF LOVE)」 (originally recorded by ヒューイ・ルイス(HUEY LEWIS & THE NEWS) )

5. 「とどかぬ想い(WHAT HAVE I DONE TO DESERVE THIS?)」(originally recorded by ペット・ショップ・ボーイズ(PET SHOP BOYS)) 

6. 「ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド(THAT'S THE WAY OF THE WORLD)」 (originally recorded by アース・ウィンド&ファイアー(EARTH, WIND & FIRE) )

7. 「冷たくしないで(DON'T BE CRUEL)」 (originally recorded by エルヴィス・プレスリー(ELVIS PRESLEY) )

8. 「テンダー(TENDER)」 (originally recorded by ブラー(BLUR)) 

9. 「クレイジー・フォー・ユー(CRAZY FOR YOU)」 (originally recorded by マドンナ (MADONNA) )

 たぶん持っているCDは私とほとんど重ならないかもしれない西寺郷太(Gota Nishidera)ですが、彼の審美眼には思わず惹きつけられます。

 私が一番気に入ったのは、8曲目、ブラー(BLUR)の 「テンダー(TENDER)」 で、こんな良い曲だったのかと、目からうろこが落ちる大発見。

H240623_columbiatokuma_years_200220  ところで、ノーナ・リーヴス(NONA REEVES)の日本コロンビア(2002年~)、徳間ジャパンコミュニケーションズ(2004年~)時代のベスト・アルバム、「COLUMBIA&TOKUMA YEARS 2002-2009」(2012年2月)もさりげなく発売。

 以前に当ブログでもご紹介したように、2006年までのベスト・アルバムは、カフェ・アプレミディ、フリー・ソウル、サバービアなどで有名な、橋本徹(Toru Hashimoto)の選曲による傑作ベスト盤、「フリー・ソウル(FREE SOUL)」(2006年) がありましたが、直近期のベスト盤としてこれまた素晴らしい出来。

 大変失礼ながら、同時期のオリジナル・アルバムよりも楽しめてしまいました。

 こう考えると、実は企画盤に強いノーナ・リーヴス(NONA REEVES)、今後も新企画、期待させていただきます。

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