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天から降ってくる音楽が輝く時代。岡村靖幸(Yasuyuki Okamura)「ライブ エチケット(LIVE etiquette)」

H240429_live_etiquette  「岡村ちゃん」こと岡村靖幸(Yasuyuki Okamura)の奇跡の復活作、「エチケット(パープルジャケット)(Etiquette Purple Jacket)」(2011年)、「エチケット(ピンクジャケット)(Etiquette Pink Jacket)」(2011年)発売後の2011年ツアーのSHIBUYA-AX公演の映像をBD(DVD)化した、「ライブ エチケット(LIVE etiquette)」(2012年3月)。

 天から降ってくる音楽が輝く時代、岡村靖幸(Yasuyuki Okamura)が輝きます。

 以前の記事でご紹介しましたが、、「MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2009年 05月号」で、音楽評論家・高橋健太郎は、音楽は天賦の才能を持った音楽家が宇宙と交信するとふと降りてくるものという幻想を完膚なきまでに否定し、音楽家がすべきことはまず聞くことであり、ただただ聞くことの延長上にしか音楽史に何かを付け加えることはできないという、ピチカート・ファイヴ(PIZZICATO FIVE)の思想が、1990年代という時代を染め上げたと指摘。

 一方で、ピチカート・ファイヴ(PIZZICATO FIVE)の小西康陽自身は、「音楽とことば あの人はどうやって歌詞をかいているのか 」(2009年3月)の江森丈晃氏によるインタビューで、長いこといい芸術を作るために必要なのは、ほかの人が作った芸術をなるべくたくさんインプットすることだと思っていたが、そのやりかたは古いと思うし、それでなんとかなった時代は終わったと思うと語る、現在の音楽アーカイヴ時代。

 そんな時代、私が最近感じるのは、天から降ってくる音楽こそが輝いて聴こえること。

 具体的には、ブライアン・ウィルソン(Brian Wilson)、ジェームズ・ブラウンJAMES BROWN)が最近愛聴するアーティスト。

 日本で、そんな「天から降ってくる」感を感じさせてくれるのが、「岡村ちゃん」こと岡村靖幸(Yasuyuki Okamura)。

 スタジオ・アルバムはブライアン・ウィルソン(Brian Wilson)、ライヴはジェームズ・ブラウンJAMES BROWN)のような、「天から降ってくる」感を感じさせてくれます。

・YouTube上の伝説と言われるT.A.M.I. Show(1964年)でのジェームズ・ブラウンJAMES BROWN)。

 http://www.youtube.com/watch?v=Uays72rEVR0&feature=related

 このライヴは、「T.A.M.I. Show」(2010年)としてDVD化されていますが、ジェームズ・ブラウンJAMES BROWN)は他のアーティストを圧倒。

 T.A.M.I. Showでのジェームズ・ブラウンJAMES BROWN)のように、流れるようにとは言えないのだけども、「天から降ってくる」感が感じられ、見ていて興奮させられるのが岡村靖幸(Yasuyuki Okamura)のダンス。

 2012年のステージは20101年よりもさらにすごくなっていますので、現在進行形の岡村靖幸(Yasuyuki Okamura)のライヴ、夏フェス等で機会があればぜひお試しあれ。

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