職人の凄味。NHKプロフェッショナル 仕事の流儀「不満足こそが、極上を生む パン職人・成瀬 正」
最近、忙しくてなかなかテレビを見なくなってしまい、久しぶりに再放送で見たNHKプロフェッショナル 仕事の流儀「不満足こそが、極上を生む パン職人・成瀬 正」。
なんと飛騨高山で「トラン・ブルー」という店を経営するパン職人、成瀬正のプロフェッショナルぶりが迫力満点。
「イデミスギノ(HIDEMI SUGINO)」の杉野英実のプロフェッショナル以来といってもよい職人の凄味、受け止めさせていただきました。
「不満足こそが、極上を生む」、「惰性を許すな」という一言一言が素晴らしい。
また、バケットの生地の表面に入れる切り込みである「クープ」は、最初の「クープ」が大事だという理論に私は思わず反応。
これは、ジェームス・ブラウン(James Brown)がベーシストのブーツィー・コリンズ(Bootsy Collins) に教えたとされる、ファンクは最初の1拍目が大事だという「One 理論」とは同じではないでしょうか?
というような妄想も頭にめぐらせつつ、成瀬正の言うところの、常に満足せず歩き続けなくてはいけない人間、「プロフェッショナル」を目指して、私も研鑽を重ねて行きたいと思います。
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