「アカウンティング&ミュージック 2011年邦楽ベスト5(Accounting&Music 2011 Japan music Best 5)」。ストレートなのびやかさとツイステッドな味わい深さの絶妙なバランス。タニザワトモフミ(Tomofumi Tanizawa)「日本に落ちてきた男」
「アカウンティング&ミュージック 2011年邦楽ベスト5(Accounting&Music 2011 Japan music Best 5)」のお次は、タニザワトモフミ(Tomofumi Tanizawa)「日本に落ちてきた男」(2011年2月)。
ニール・フィン(Neil Finn)や高野寛(Hiroshi Takano)に感じるような、ストレートなのびやかさとツイステッドな味わい深さの絶妙なバランスは、見事に私にストライク。
私にとって今年一番といって良いかもしれない発見です。
メジャ-2ndフル・アルバム「日本に落ちてきた男」(2011年2月)は、今までも「オートバイ少年」や「まぼろし時計」のサウンド・プロデュースに関わってきた、カフェロン(Cafelon)のギタリスト、XTC好きの石崎光(Hikaru Ishizaki)のプロデュース。
XTCの変名バンド、デュークス・オブ・ストラトスフィア(The Dukes of Stratosphear)を彷彿とさせるジャケットを見てとおり、XTCやザ・ビートルズ(The Beatles)等ツイステッドなブリティシュ・ポップへのオマージュ溢れるアルバム。
ただし、タニザワトモフミ(Tomofumi Tanizawa)の良いところは、ストレートなのびやかさ、メジャー感を失わないバランスの良さ。
スガ・シカオの影響を受けているらしいこともあり、歌詞もなかなかのものです。
本当にどの作品を聴いても飽きが来ない、タニザワトモフミ(Tomofumi Tanizawa)、今後も期待させていただきます。
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