「アカウンティング&ミュージック 2011年洋楽ベスト5(Accounting&Music 2011 Inport music Best 5)」。若い頃よりもキレ味、躍動感を増したとしか思えない奇跡の62歳。トム・ウェイツ(Tom Waits)「バッド・アズ・ミー (Bad As Me)」
「アカウンティング&ミュージック 2011年洋楽ベスト5(Accounting&Music 2011 Inport music Best 5)」の締めは、トム・ウェイツ(Tom Waits)「バッド・アズ・ミー (Bad As Me)」 (2011年10月)。
トム・ウェイツ(Tom Waits)は私はあまり得意なアーティストではなかったのですが、「グリッター・アンド・ドゥーム・ライヴ(Glitter and Doom Live)」(2009年12月)を聴いて、その自信と活力のみなぎった歌というより「咆哮」に仰天。
最新作、「バッド・アズ・ミー (Bad As Me)」 を聴いてさらに仰天。
若い頃よりもキレ味、躍動感を増したとしか思えない奇跡の62歳です。
還暦を過ぎたアーティストの作品というと、キャロル・キング&ジェイムス・テイラー (Carole King & James Taylor)「トルバドール・リユニオン(Live at the Troubadour)」(2010年5月)のような懐古的作品や、細野晴臣(Haruomi Hosono)「ホソノバ(HoSoNoVa)」(2011年4月)のような枯れた味わいの作品が思い浮かびます。
ところが、トム・ウェイツ(Tom Waits)の還暦を過ぎたアーティストとしての在り様は、もはや想定外、若い頃よりもキレ味、躍動感を増したとしか思えません。
Wikipediaによると、「バッド・アズ・ミー (Bad As Me)」 はBillboardで全米6位と過去最高のセールスを記録しているようです。
・You tube上の10曲目「サティスファイド(Satisfied)」のミュージック・ビデオ(PV)。
http://www.youtube.com/user/antirecords#p/u/10/xHn_Kb4Dz40
高齢化に突入したロック界の前人未到の領域を突き進んでいるようにも思えるトム・ウェイツ(Tom Waits)、今後も大いに期待させていただきます。
| 固定リンク
« 「アカウンティング&ミュージック 2011年洋楽ベスト5(Accounting&Music 2011 Inport music Best 5)」。この音楽の売れない時代に力のあるアーティストがCDを売りまくったという奇跡。アデル(Adele)「ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール( Live at the Royal Albert Hall )」 | トップページ | 「アカウンティング&ミュージック 2011年邦楽ベスト5(Accounting&Music 2011 Japan music Best 5)」。研ぎ澄まされた言葉とリズムを貫く筒美京平(Kyohei Tsutsumi)も認めるキャッチーなセンスが抜群です。サカナクション(Sakanaction)「DocumentaLy」 »
「音楽等(やや通向)」カテゴリの記事
- アカウンティング&ミュージック 2024年邦楽再発・再編集等ベスト。サディスティック・ミカ・バンド(Sadistic Mika Band)「PERFECT! MENU 」(2025.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2024年洋楽再発・再編集等ベスト。ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)「The Asylum Albums (1976-1980)」(2025.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2024年邦楽ベスト3。第3位:高野寛(Hiroshi Takano)「Modern Vintage Future」(2025.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2024年邦楽ベスト3。第2位:竹内まりや(Mariya Takeuchi)「Precious Days」(2025.01.03)
- アカウンティング&ミュージック 2024年邦楽ベスト3。第1位:椎名林檎(Ringo Sheena)「放生会(Carnival )」(2025.01.03)
コメント