日本公認会計士協会の研修を受講。会長通牒平成23年第3号「循環取引等不適切な会計処理への監査上の対応等について」の解説。
本日は、日本公認会計士協会の研修、「会長通牒平成23年第3号「循環取引等不適切な会計処理への監査上の対応等について」の解説」を受講。
http://www.hp.jicpa.or.jp/ippan/jicpa_pr/news/post_1575.html
冒頭に日本公認会計士協会の山崎彰三会長のあいさつでも、対策を公表してもその裏をかいくぐる手法が出てきて、まるいで「いたちごっこ」というようなお話をされていましたが、「循環取引」は本当に根深くやっかいな問題です。
以前に当ブログでも触れされていただきましたが、新聞報道を見ると、循環取引の蔓延には驚くばかりであり、日本は「粉飾列島」と化しているのかと空恐ろしくなる昨今。
本講義を受講した印象は、「循環取引等不適切な会計処理」の発見に特効薬はなく、基本を忠実に守ることが必要ということ。
日々研鑽あるのみです。
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