本当はこんなオリジナル・フル・アルバムを期待していたんです。くるり(Quruli)「ベスト オブ くるり/TOWER OF MUSIC LOVER2」
くるり(Quruli)が、「ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER」(2006年7月)に続く2枚目のベスト・アルバム、「ベスト オブ くるり/TOWER OF MUSIC LOVER2」(2011年6月)を発売。
歌良し、曲良し、歌詞良し、演奏良し、リズム良し、オリジナルティー良しの、私が選ぶ日本最強のロック・バンド、くるり(Quruli)。
ところが、傑作シングル「さよならリグレット」(2008年9月)発表後のオリジナル・フル・アルバム、「魂のゆくえ」(2009年6月)、「言葉にならない、笑顔を見せてくれよ」(2010年09月)は残念ながら迷走気味の印象。
そんな中、岸田繁(Vo、G)、佐藤征史(Ba)の二人に加え、吉田省念(Gt、 Vo)、ファンファン(Tp,、Vo)、田中佑司(Ds,、Per)の3人を加えた5人編成で今後は活動するという発表と同時に、発売された「ベスト オブ くるり/TOWER OF MUSIC LOVER2」ですが、これが素晴らしい出来。
本当はこんなオリジナル・フル・アルバムを期待していたんです。
1枚目のベスト・アルバム、「ベストオブくるり/ TOWER OF MUSIC LOVER」(2006年7月)も素晴らしい出来でした。
・You Tube上のディスク1、1曲目「ワンダーフォーゲル」のライヴ映像。
http://www.youtube.com/watch?v=5a_pMPtUwik&feature=related
・You Tube上のディスク1、2曲目「ばらの花」のライヴ映像。 http://www.youtube.com/watch?v=lgVdcRvcUOs&feature=related ・You Tube上のディスク2、1曲目「ロックンロール」のライヴ映像。
ウィーン録音オリジナル・アルバム「ワルツを踊れ Tanz Walzer」(2007年06月)での「クラシック」への接近、傑作シングル「さよならリグレット」(2008年9月)で「和」への接近と一時期のくるり(Quruli)には本当にワクワクさせられたものです。
ところが、「和」風でフォーキーなアルバムを期待していたところで発売になったのが「魂のゆくえ」(2009年6月)、次作「言葉にならない、笑顔を見せてくれよ」(2010年09月)も含めてぱっとせずの印象。
シングルは素晴らしいのに、オリジナル・アルバムに関しては私としては不完全燃焼。
そういった経緯を経て発売された「ベスト オブ くるり/TOWER OF MUSIC LOVER2」は、本当はこんなオリジナル・フル・アルバムを期待していたんですと思わず口走る待ってましたの出来映え。
・You Tube上の1曲目「奇跡」のミュージック・ビデオ(PV)のショート・バージョン。
http://www.youtube.com/watch?v=ivbDtyfrc_w&ob=av2e
岸田繁ならではの美しいメロディです。
・You Tube上の11曲目「魔法のじゅうたん」のミュージック・ビデオ(PV)。
http://www.youtube.com/watch?v=w72JuZ0CuCI&feature=relmfu
その他、2曲目傑作「さよならリグレット」、5曲目くるりとユーミン名義の名曲「シャツを洗えば」、6曲目「かごの中のジョニー」、8曲目「ブレーメン」、9曲目「三日月」、13曲目「言葉はさんかく こころは四角 」と名曲満載。
う~ん、「京都の大学生」が入っていたら完璧だったのになぁ。
Rei Hrakami(レイ・ハラカミ)亡き後は、同じく京都の才能あふれる音楽家達、くるり(Quruli)やFantastic Plastic Machine(ファンタスティック・プラスチック・マシーン)改めFPM等にいっそう頑張ってもらわないとなぁ。
5人編成くるり(Quruli)にも期待させていただきます。
| 固定リンク
« 「中小企業の会計に関する指針(平成23年版)」が公表されました。 | トップページ | 広告無し、最新データで、インターネット上の情報に負けていない、活字・書籍版のクレジット・カードの比較・ランキング情報。「最新クレジットカード完全ガイド (100%ムックシリーズ) 」 »
「音楽等(やや通向)」カテゴリの記事
- アカウンティング&ミュージック 2022年邦楽再発・再編集等ベスト3。第3位:かの香織(Caoli Cano)「CAOLI CANO COLLECTION」(2023.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2022年邦楽再発・再編集等ベスト3。第2位:ポータブル・ロック(Portable Rock)「PAST&FUTURE ~My Favorite Portabel Rock」(2023.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2022年邦楽再発・再編集等ベスト3。第1位:久保田麻琴と夕焼け楽団(Makoto Kubota&The Sunst Gang)「ライブ・ベスト&モア(LIVE BEST&MORE)」(2023.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2022年洋楽再発・再編集等ベスト3。第3位:スクリッティ・ポリッティ (Scritti Politti)「Cupid & Psyche 85( キューピッド&サイケ85)」(2023.01.03)
- アカウンティング&ミュージック 2022年洋楽再発・再編集等ベスト3。第2位:オインゴ・ボインゴ(Oingo Boingo)「Good for Your Soul (2021 Remastered & Expanded Edition)(グッド・フォー・ユア・ソウル)」(2023.01.03)
コメント