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またまた失礼ながら最高傑作!と言ってしまいたくなる絶妙な選曲のカヴァー・アルバム。ノーナ・リーヴス(NONA REEVES)「"CHOICE" by NONA REEVES」

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 アメリカの元祖「オリコン」ともいうべき業界紙「Billboard」の日本でのライセンスを受け、東京・大阪でライブレストラン、「Billboard Live」を運営するBillboard Japanが、「Billboard Records」を設立。

 その第一弾として、ノーナ・リーヴス(NONA REEVES)のカヴァー・アルバム、「"CHOICE" by NONA REEVES」(2011年6月)が発売。

 西寺郷太(Gota Nishidera)には、「新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書」(2009年9月)に引き続き、またまた失礼ながら最高傑作!と言ってしまいたくなる絶妙な選曲のカヴァー・アルバムです。

 ノーナ・リーヴス(NONA REEVES)「"CHOICE" by NONA REEVES」(2011年6月)ですが、とにかく選曲が絶妙。

1.「ジャイヴ・トーキン(JIVE TALKIN') (originally recorded by ビー・ジーズ(BEE GEES))

2.「ウォナ・ビー・ユア・ラヴァー(I WANNA BE YOUR LOVER) 」(originally recorded by プリンス(PRINCE))

3.「ドント・トーク・アバウト・イット(DON'T TALK ABOUT IT )」(originally recorded by カルチャー・クラブ(CULTURE CLUB))

4.「素顔のままで(JUST THE WAY YOU ARE )」(originally recorded by ビリー・ジョエル(BILLY JOEL))

5.「言い出せなくて(I CAN'T TELL YOU WHY)」(originally recorded by イーグルス(EAGLES))

6.「スムーズ・クリミナル(SMOOTH CRIMINAL)」((originally recorded by マイケル・ジャクソン(MICHAEL JACKSON))

7.「ラヴ・T.K.O.( LOVE T.K.O)」(originally recorded by テディ・ペンターグラス(TEDDY PENDERGRASS) )

8.「ウェリング・ウォール(WAILING WALL)」(originally recorded by トッド・ラングレン(TODD RUNDGREN))

9.「ココモ(KOKOMO)」(originally recorded by ザ・ビーチ・ボーイズ(THE BEACH BOYS))

 HMVのこのサイトでも要約的文章が読めますが、ライナー・ノーツの「西寺郷太によるオリジナル楽曲データと解説」を読むと、その選曲の味わい深さが一段も二段も増します。

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 そういえば、橋本徹の選曲によるベスト盤、ノーナ・リーヴス(NONA REEVES)「フリー・ソウル(FREE SOUL)」(2006年) も、西寺郷太と橋本徹の対談付きで、ジャクソン・ファイヴ・メドレー(J5 MEDLEY:I WANT YOU BACK/ABC/THE LOVE YOU SAVE)が素晴らしく、「解説付カヴァー・アルバム」というのが西寺郷太の真骨頂かも。

 私が気に入ったのは、まずは1曲目、ビー・ジーズ(BEE GEES)の「ジャイヴ・トーキン(JIVE TALKIN')」。

 詳しくは本盤ライナー・ノーツの西寺郷太の解説を読んでいただきたいのですが、ギブ三兄弟の原曲の素晴らしさはもちろん、ビー・ジーズ(BEE GEES)→アリフ・マーディン(Arif Mardin)→スクリッテイ・ポリッティ(Scritti Politti)、ブギー・ ボックス・ハイ(Boogie Box High)→ジョージ・マイケル (George Michael)という記号がちりばめられたサウンドにノック・アウト。

 そして、圧巻なのは、8曲目のトッド・ラングレン(TODD RUNDGREN)「ウェリング・ウォール(WAILING WALL)」、9曲目のザ・ビーチ・ボーイズ(THE BEACH BOYS)「ココモ(KOKOMO)」というアルバムの締め方。

 Billboardのカヴァー・アルバムで、当時15,000枚しか売れずその後幻の名盤と化した時期もあったトッドの2枚目「ラント: ザ・バラッド・オブ・トッド・ラングレン(Runt: The Ballad of Todd Rundgren)」(1971年)収録、「ウェリング・ウォール(WAILING WALL)」なんて渋い曲を選んでしまうとは!

 おまけに今年のベスト・トラックといっても良いほどの最高の仕上がり!

 ちなみに、「アカウンティング&ミュージック 2010年洋楽再発リマスターベスト5(Accounting&Music 2010 Inport Music Reissue Remaster Best 5)」に選出させていただいたトッド・ラングレン(Todd Rundgren)のベスト・アルバム、「ハロー・イッツ・ミー~エッセンシャル・トッド・ラングレン(Hello It's Me~The Essential Todd Rundgren)」(JP:2010年) の3曲目にも収録されています。

 ブライアン・ウィルソン(Brian Wilson)がいない1988年の全米No.1ヒット「ココモ(Kokomo)」は、西寺郷太も言っているように、私にとってもリアル・タイムで聴いたザ・ビーチ・ボーズのヒット曲で実は好きな曲。

 片寄明人(Akito Katayose)も、ザ・ビーチ・ボーズへのトリビュート・アルバム、「THE BEACH BOYS BEST of TRIBUTE」(2004年)で、Great3 with 佐橋佳幸(山弦)名義で「Kokomo」のカヴァーしていました。

 「ウェリング・ウォール(WAILING WALL)」から「ココモ(Kokomo)」への流れのなんと美しいこと!

 2回り下の山下達郎(Tatsuro Yamashita)と言うべきか、1回り下の直枝政広(Masahiro Noe、直枝政太郎)と言うべきか、歌って書いて語れる、タフなミュージック・ラヴァー、西寺郷太、今後も期待させていただきます。

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