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祝!ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)初の紙ジャケ再発盤。ジョニの独特のコード感、ジャコ・パストリアス (Jaco Pastorius)のベースが寄り添う名曲揃いの最高スタジオ作。「逃避行(Hejira)」

H230508_hejira  紙ジャケ再発盤が発売されない数少ない大物、ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)ですが、ワーナー・ミュージックから1968年から1979年までのスタジオ盤10タイトルが紙ジャケSHM-CD仕様で発売(2011年4月)。

 私のおすすめは、最高スタジオ作だと思う、「逃避行(Hejira)」(オリジナル:1976年、紙ジャケ再発:2011年4月)。

 ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)の独特のオープン・チューニング・ギターによる心地よいテンションのコード感、ジャコ・パストリアス (Jaco Pastorius)の美しいベース・ラインが寄り添う粒ぞろいの名曲の数々、ほれぼれする美しさです。

 

H230508_shadows_and_light  私がジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)の作品で一番好きなのは、日本では1980年にレーザー・ディスクで発売されたライヴ映像作品「シャドウ・アンド・ライト(Shadows and Light)」(1980年)。

 ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)の独特のオープン・チューニング・ギターによる心地よいテンションのコード感、時折ハーモニクスを交えるジャコ・パストリアス (Jaco Pastorius)のリード楽器のようなフレット・レス・ベースの美しい音色。

 当時、高田の馬場のジャズ喫茶(「イントロ」だったか?)のモニター画面で見た「シャドウ・アンド・ライト(Shadows and Light)」の演奏のすごさ、気持ち良さは驚きでした。

  ジャコ・パストリアス (Jaco Pastorius)については、1978年のウェザー・リポート(Weather Report)の来日公演にも行くなど愛聴した時期がありましたが、ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)との組み合わせこそが、ジャコの驚異的なプレイに最高の輝きを与えることは発見でした。

 「シャドウ・アンド・ライト(Shadows and Light)」のサウンドに最も近いスタジオ盤が「逃避行(Hejira)」(1976年)。

 今回再発されたスタジオ盤を勝手に分類すると

・「コート・アンド・スパーク(Court and Spark)」(1974年)

・「夏草の誘い(The Hissing of Summer Lawns)」(1975年)

・「逃避行(Hejira)」(1976年)

が名曲3部作、

・「逃避行(Hejira)」(1976年)

・「ドンファンのじゃじゃ馬娘(Don Juan's Reckless Daughter)」(1977年)

・「ミンガス(Mingus)」(1979年)

がジャコ・パストリアス (Jaco Pastorius)3部作という感じ。

 そう、名曲3部作の一つであり、ジャコ・パストリアス (Jaco Pastorius)3部作の一つである、曲良し、サウンド良しの傑作が「逃避行(Hejira)」。

H230508_singer_songwriters

 まず、「シャドウ・アンド・ライト(Shadows and Light)」でも印象的だった、1曲目「コヨーテ(Coyote)」のサウンドの素晴らしさ。

 ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)の独特のオープン・チューニング・ギターによる心地よいテンションのコード感、ジャコ・パストリアス (Jaco Pastorius)のハーモニクスで始まるイントロの息を飲むような美しさ。

 「レコード・コレクターズ増刊 シンガー・ソングライター」(2010年4月)にも再掲載された「レコード・コレクターズ1998年12月号」の和久井光司「独特のチューニングと結びついた個性的な作曲法」によると、6弦からCGDFCEの変則チューニングによるベース音CのFメジャー系のテンションの利いた和音が乗っている分数コードとのこと。

・You tube上のザ・バンド(The Band)の「ザ・ラスト・ワルツ(The Last Waltz)」での「コヨーテ(Coyote)」のライヴ映像。

 http://www.youtube.com/watch?v=mSZcK48cTiU

 「シャドウ・アンド・ライト(Shadows and Light)」の映像がYou tube上ではブロックされてしまっているのが残念。

H230508_travelogue

 ジャコ・パストリアス (Jaco Pastorius)未参加のベース・レスの曲ですが、伝説の女性パイロット、アメリア・イアハート(Amelia Earhart)のことを歌った2曲目「アメリア(Amelia)」は、名曲中の名曲。

 私の中では、サム・クック(Sam Cooke)「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム(A Change Is Gonna Come)」、高橋幸宏(Yukihiro Takahashi)「Left Bank」(作詞:鈴木慶一、作曲:The BEATNIKS))と並ぶ、聴くと感動を覚える3大名曲。

 アメリア・イアハート(Amelia Earhart)の映像がふんだんに使われた「シャドウ・アンド・ライト(Shadows and Light)」のバージョンも素晴らしいし、歌詞中のトラヴェローグ(Travelogue)という言葉がタイトルの「トラヴェローグ(Travelogue)」(2002年)収録のオーケストラ・バージョンはさらに感動的。

 なお、今回気が付きましたが、「アメリア(Amelia)」の浮遊感のある独特のリード・ギターは、「シャドウ・アンド・ライト(Shadows and Light)」の印象が強く、スタジオ盤もパット・メセニー(Pat Metheny)かと思っていたらラリー・カールトン(Larry Carlton)だったんですね。

 その他の曲も名曲満載。

 SHM-CD仕様ながら既存盤とマスターが同じため、音質向上度は今ひとつですが、新たに書き下ろしの日本盤解説付(既存盤の湯川れい子のオリジナル盤解説も一緒に掲載した方がなお良しでしたが)、ノーマン・シーフ(Norman Seeff)の美しい写真のジャケットが再現された「逃避行(Hejira)」、やはり買いです。

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