こんな時にだからこそぜひ聴いていただきたいと思いますNo.7。日本の誇り、コーネリアス (Cornelius)・サウンドを堪能。salyu×salyu(サリュ バイ サリュ)「s(o)un(d)beams(サウンドビームス)」
相変わらず、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)、それに伴う福島の原子力発電所の事故により、不安な気持ちで送らざるを得ない日々が続いています。
今回、こんな時にだからこそぜひ聴いていただきたいとご紹介するのは、女性シンガーSalyu(サリュ)のソロ・プロジェクト、salyu×salyu(サリュ バイ サリュ)のコーネリアス (Cornelius)こと小山田圭吾(Keigo Oyamada)共同プロデュース作、「s(o)un(d)beams(サウンドビームス)」(2011年4月)。
日本が世界に対して自信を失いそうな今日この頃、もうすぐ新作が出るフリート・フォクシーズ(Fleet Foxes)のロビン・ペックノールド(Robin Pecknold)も大好きだという世界基準、コーネリアス (Cornelius)・サウンドを聴いて自信を取り戻そうではありませんか。
salyu(サリュ)は、1980年生まれの女性シンガーで、今までの作品については、所属プロダクション烏龍舎(OORONG-SHA)のボス、小林武史(Takeshi Kobayashi)が色濃く関与。
今回、salyu(サリュ)名義の2枚のアルバムについても初めて聴いてみましたが、歌の上手さは特筆ものですが、大変申し訳ございませんが音楽性については私の琴線に触れず。
salyu×salyu(サリュ バイ サリュ)「s(o)un(d)beams(サウンドビームス)」ですが、まるで、歌の上手な歌手をフューチャーしたコーネリアス (Cornelius)の新作といった趣き。
なんといっても、作曲は1曲を除き小山田圭吾(Keigo Oyamada)、作詞に、ゆらゆら帝国(Yura Yura Teikoku)の坂本慎太郎(Shintaro Sakamoto)、七尾旅人(Tavito Nanao)、いとうせいこう(Seiko Ito)が参加、ミキシング&マスタリングは高山徹(Toru Takayama)、ジャケット・デザインもHELP!の北山雅和(Masakazu Kitayama)といったコーネリアス (Cornelius)人脈だもんなぁ(特にジャケットは中の冊子を含めて確信犯的に強烈にコーネリアス (Cornelius)色丸出し)。
・You Tube上の1曲目「ただのともだち」のミュージック・ビデオ
合成ver.
http://www.youtube.com/watch?v=nqfX7BTGwx0
4分割ver.
http://www.youtube.com/watch?v=uywym_798Ng
ちなみにこの曲の作詞は、ゆらゆら帝国(Yura Yura Teikoku)の坂本慎太郎(Shintaro Sakamoto)。
・You Tube上の3曲目「Sailing Days」のミュージック・ビデオ
http://www.youtube.com/watch?v=wNR9LbksIXY&feature=relmfu
ちなみにこの曲の作詞は、七尾旅人(Tavito Nanao)。
ところで、コーネリアス (Cornelius)といえば、ショーン・レノン(Sean Lennon)のChimera Music(キメラ・ミュージック)から、2曲ミックスで参加した、本田ゆか(Yuka Honda)、ぺトラ・へイデン(Petra Haden)、コーネリアス・グループの清水ひろたか(Hirotaka Shimizu)、あらきゆうこ(Yuko Araki)によるユニット、イフ・バイ・イエス(IF BY YES)「Salt on Sea Glass」(2010年3月)もようやく発売。
Chimera Music(キメラ・ミュージックの)コンピレーション・アルバム「Chimera Music Release No.0」(2009年1月)に収録されていた1曲目「あなたがいい(コーネリアス・ミックス)(You Feel Right(Cornelius Mix))」は何度聴いても素晴らしい。
デビッド・バーン(David Byrne)参加の2曲目(高山徹のミックスでコーネリアス (Cornelius)色は有)等も良いのですが、やっぱりコーネリアス (Cornelius)・サウンドは別格。
アルバム全体をコーネリアス (Cornelius)プロデュースで聴きたかったような気も。
コーネリアス (Cornelius)ばかり称賛しすぎてしまいましたが、salyu(サリュ)の声も世界基準、コーネリアス (Cornelius)名義よりも世界で受けそうな気もするsalyu×salyu(サリュ バイ サリュ)「s(o)un(d)beams(サウンドビームス)」、注目作です。
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