こんな時にだからこそぜひ聴いていただきたいと思いますNo.4。私の今年一番の発見、ストレートなのびやかさとツイステッドな味わい深さの絶妙なバランス。タニザワトモフミ(Tomofumi Tanizawa)「日本に落ちてきた男」
ウィキペディアによると、タニザワトモフミ(Tomofumi Tanizawa)こと、谷澤智文は、1981年岐阜県生まれのシンガー・ソング・ライター。
恥ずかしながら「日本に落ちてきた男」(2011年2月)で私はその存在を知りましたが、シングルを除いても、既にインディーズでミニ・アルバムを3枚、メジャーでミニ・アルバム1枚、フル・アルバムをを含め2枚発表済み。
・インディーズ1stミニ・アルバム
「陽炎」(2004年10月)
元SHI-SHONENのベーシスト、渡邊等プロデュース。
・インディーズ2ndミニ・アルバム
「七色」(2005年7月)
・インディーズ3rdミニ・アルバム
「空路」(2006年8月)
・メジャ-1stミニ・アルバム
「オートバイ少年」(2009年7月)
・メジャ-1stフル・アルバム
「まぼろし時計」(2010年3月)
本人と浅田秀之の共同プロデュース。
今回、現在入手が難しい「七色」以外、全部聴いてみましたが、どれも素晴らしい出来。
この失敗作ゼロの誠実な仕事ぶりも、ニール・フィン(Neil Finn)みたいで、ストライク。
・ You Tube上の「空路」1曲目の「I Think I Like You」のミュージック・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=REqdTZvo4MY
特に「まぼろし時計」(2010年3月)は、アニメ「君に届け」のオープニングテーマのシングル「きみにとどけ」(2009年11月)が収録されるなど、最近ありがちなグッド・ミュージック・アーティストにとどまらないメジャー感が頼もしい。
・You Tube上の1曲目「きみにとどけ」のミュージック・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=K0slqS4Qiac
・You Tube上のメジャー・デビュー・シングルにして2曲目「東京ハロー」のミュージック・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=H3GsEkyhjaw
・You Tube上の6曲目「オートバイ少年」のミュージック・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=fvmWuB2AGyo
メジャ-2ndフル・アルバム「日本に落ちてきた男」(2011年2月)は、今までも「オートバイ少年」や「まぼろし時計」のサウンド・プロデュースに関わってきた、カフェロン(Cafelon)のギタリスト、XTC好きの石崎光(Hikaru Ishizaki)のプロデュース。
XTCの変名バンド、デュークス・オブ・ストラトスフィア(The Dukes of Stratosphear)を彷彿とさせるジャケットを見てとおり、XTCやザ・ビートルズ(The Beatles)等ツイステッドなブリティシュ・ポップへのオマージュ溢れるアルバム。
ただし、タニザワトモフミ(Tomofumi Tanizawa)の良いところは、ストレートなのびやかさ、メジャー感を失わないバランスの良さ。
・You Tube上の4曲目「爽風」のミュージック・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=hT2U4rpD7vU&feature=related
イントロのアンディ・パートリッジ(Andy Partridge)ばりのテンションの利いたカッティングにおじさんはニッコリ。
・You Tube上の5曲目「くたばれJ-POP」のミュージック・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=gAQeCqifLuo
こんな過激な歌詞の曲でも、聴き手が引かずに聴ける品の良さがタニザワトモフミ(Tomofumi Tanizawa)の魅力。
スガ・シカオの影響を受けているらしいこともあり、歌詞もなかなかのものです。
本当にどの作品を聴いても飽きが来ない、タニザワトモフミ(Tomofumi Tanizawa)、当ブログの一押しです。
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コメント
4曲目「颯爽」ではなく「爽風」(さわかぜ)ですよ。
投稿: | 2011年8月10日 (水) 19時49分
誤りのご指摘のコメント、ありがとうございます。
大変申し訳ございませんでした。
さっそく、訂正させていただきます。
投稿: | 2011年8月10日 (水) 19時58分