最近気が付いた一味違う三州屋、カキフライを初めとする奇跡の揚げ物。「大衆割烹 三州屋 銀座店(銀座二丁目店)」
八重洲の地に事務所を開き10年以上、恥ずかしながら最近気が付いたのが、「大衆割烹 三州屋」の銀座一丁目店と銀座店(銀座二丁目店)との違い。
私の事務所からは銀座一丁目店が一番近く、どちらでも同じだろうと思い銀座店には行ったことがありませんでしたが、食べログを見ていると、点数が銀座一丁目店の約3.3点に対し、銀座店は約3.5点。
雰囲気の違いだけかと思い、試してみると、カキフライを初めとする揚げ物が抜群においしく、「一味違う」ことに愕然。
そして、多品種大量調理、11:30~22:00(L.O21:30)という休みなしの営業時間、昼でもつまみでお酒を飲めるし夜でも定食が食べられるという驚異のシステムにも驚かされました。
インターネット上で他にも指摘さされている方がいますが、私が食べたカキフライの中でも一番おいしいと言える出色の出来。
衣部分が全くしつこくなく、カキもジューシーで絶妙のバランス。
付け合せのサラダに缶詰の桃が入っているのも不思議とマッチ。
冬場のおすすめです。
銀座店の銀座一丁目店との違いの一つとして、味噌汁の代わりに名物「鳥豆腐」付の定食があること。
アジやブリのたたきや、金目やカレイの煮付の定食などで、それを食するも良し。
しかし、私が感動したのはやはり奇跡とも言える揚げ物の定食。
アジフライもタタキにするような新鮮なアジをサクッと揚げており、これまた美味。
フライ定食1,000円。
帆立貝が2個、鮭、エビのフライの盛り合わせ。
これまた、どれも素材、揚げ加減も絶品。
ごく当たり前の揚げ物をこんなにもおいしくするという点では以前にご紹介した、「とんかつ やまいち」(神田須田町)と似たものを感じます。
しかし、「とんかつ やまいち」のご主人のいかにも凄腕の職人が作るという雰囲気は、「大衆割烹 三州屋 銀座店」にはなく、ごくごく普通に作っているという感じがなおさらすごさを感じます。
いったい、どのようなクオリティ・コントロールがなされているのでしょうか?
身のぎっしり詰まったエビフライも美味。
クオリティ・コントロールといえば、休み時間がある銀座一丁目店に比べ、銀座店は11:30~22:00(L.O21:30)という通し営業、そして銀座一丁目店をはるかに上回る多品種大量調理、昼でもつまみでお酒を飲めるし、夜でも定食が食べられるフリー・スタイル。
しかし、いつ何を食べても抜群の安定感。
本当に驚くべきクオリティ・コントロールです。
東京各所にある三州屋、のれん分けではあるようですが、どうも銀座店が本家というわけでもないようです(本家は、神田という説、蒲田という説がインターネット上にはアップされていましたが真偽の程はよくわかりません)。
特に食べ損ねた14:00過ぎのランチにぴったりの三州屋、これからも利用させていただきます。
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