プロモーション・ビデオ(PV)が必見です。実力とユーモアを兼ね備えた若きプロデューサー。マーク・ロンソン&ザ・ビジネス・インターナショナル(Mark Ronson & The Business Intl)「 レコード・コレクション(Record Collection)」
年の瀬が近づくと、音楽雑誌各紙は年間ベスト・テンの発表で賑わいます。
さっそく届いた「MUSIC MAGAZINE(ミュージック・マガジン) 2011年1月号」の年間ベスト・テンで、私の目を引いたのは、昨年のクレア・マルダー(Clare Muldaur)に引き続き特別参加(おそらく)の、THE GOASTT(ザ・ゴースト)、ショーン・レノン(Sean Lennon)&シャーロット・ミュール(Charlotte Muhl)。
どうしてかというと、なぜか誰も挙げていない、MGMTの傑作「コングラチュレイションズ(Congratulations)」を唯一取り上げているから(本当に他の方が取り上げていないのはなぜでしょうか)。
そして、ウィキペディアによれば、ショーン・レノン(Sean Lennon)とは13歳の時からの親友らしい、マーク・ロンソン(Mark Ronson)の、マーク・ロンソン&ザ・ビジネス・インターナショナル(Mark Ronson & The Business Intl)「 レコード・コレクション(Record Collection)」 (2010年9月)もリスト・アップ。
ザ・ライク(The Like)の2ndアルバム「Release Me」(2010年)のその音の太さに只者ならぬと認識を新たにしていたマーク・ロンソン(Mark Ronson)ですが、いよいよ才能全開、実力とユーモアを兼ね備えた若きプロデューサーとして要注目です。
ロンドンの裕福な家庭に生まれ、母親の再婚相手がフォリナー(Foreigner)のミック・ジョーンズ(Mick Jones)で、セレブDJなどとも称される、マーク・ロンソン(Mark Ronson)の1stアルバムは、「ヒア・カムズ・ザ・ファズ (Here Comes the Fuzz)」(2003年)。
m-flo(エム‐フロウ)と相通ずるような、パーティー感覚あふれるヒップ・ホップ・アルバム。
現在まで一貫しているこの陽気さが、マーク・ロンソン(Mark Ronson)の大きな魅力。
・You Tube上の「ウー・ウィー(フィーチャリング・ネイト・ドッグ、ゴーストフェイス・キラー&トライフ) (Ooh Wee (featuring Ghostface Killah, Nate Dogg&Trife)」のプロモーション・ビデオ(PV)。
http://www.youtube.com/watch?v=JmHfXfRNmsI
2ndアルバムは、「ヴァージョン(Version)」(2007年)。
プロデューサーとして関わったエイミー・ワインハウスの「バック・トゥ・ブラック(Back to Black)」(2006年)の大ヒットを受け、本作も全英第2位のヒット。
1stアルバムから一転し、UKロック・クラシックを、「バック・トゥ・ブラック(Back to Black)」と同様の70年代モータウン・スタックス・サウンドにアレンジ。
・You Tube上の「ストップ・ミー feat.ダニエル・メリウェザー (Stop Me featuring Daniel Merriweather」のプロモーション・ビデオ(PV)。
http://www.youtube.com/watch?v=S4kBr5WWiBM
・You Tube上の「ヴァレリー feat.エイミー・ワインハウス (Valerie featuring Amy Winehouse」のプロモーション・ビデオ(PV)。
http://www.youtube.com/watch?v=AEv9O2GdPBc&feature=related
そして、3rdアルバム、マーク・ロンソン&ザ・ビジネス・インターナショナル(Mark Ronson & The Business Intl)名義の、「 レコード・コレクション(Record Collection)」 (2010年9月)。
今度はなんと、80年代テクノ・ポップ路線で、そのレンジの広さにびっくり。
また、日本をパロディ化したようなプロモーション・ビデオ(PV)が絶品の面白さ。
・You Tube上の1曲目「バン・バン・バン feat.Qティップ、MNDR(Bang Bang Bang featuring MNDR & Q-Tip)」のプロモーション・ビデオ(PV)。
http://www.youtube.com/watch?v=PzE5dS6fnFk
ゲイリー・ニューマン(Gary Numan)みたいなマーク・ロンソン(Mark Ronson)とおかしな日本語が絶妙の面白さ。
・You Tube上の3曲目「ザ・バイク・ソング feat.カイル・ファルコナー(ザ・ビュー)&スパンク・ロック (The Bike Song featuring Kyle Falconer & Spank Rock)」のプロモーション・ビデオ(PV)。
http://www.youtube.com/watch?v=d2ZgOtb8JKU&feature=related
・You Tube上の8曲目「サーキット・ブレイカー(Circuit Breaker )」のプロモーション・ビデオ(PV)。
http://www.youtube.com/watch?v=fO8XRVhISHI
ファミコンです(笑)。
チリー・ゴンザレス(Chilly Gonzales)もそうですが、やっぱりユーモアがなきゃと思ってしまうマーク・ロンソン(Mark Ronson)、今度はどんなサウンドを披露してくれるのでしょうか?
| 固定リンク
« 今年も健在、杉野英実氏の正に痩身、芸術的なクリスマス・ケーキ。「イデミ・スギノ(HIDEMI SUGINO)」の2010年 クリスマスケーキ 「レーブル(Levre)」と「プレジール(Plaisir)」 | トップページ | 今年は素早い対応です。事業再生研究機構 税務問題委員会「平成23 年度税制改正による欠損金の利用制限が倒産税制に与える影響について」 »
「音楽等(やや通向)」カテゴリの記事
- アカウンティング&ミュージック 2022年邦楽再発・再編集等ベスト3。第3位:かの香織(Caoli Cano)「CAOLI CANO COLLECTION」(2023.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2022年邦楽再発・再編集等ベスト3。第2位:ポータブル・ロック(Portable Rock)「PAST&FUTURE ~My Favorite Portabel Rock」(2023.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2022年邦楽再発・再編集等ベスト3。第1位:久保田麻琴と夕焼け楽団(Makoto Kubota&The Sunst Gang)「ライブ・ベスト&モア(LIVE BEST&MORE)」(2023.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2022年洋楽再発・再編集等ベスト3。第3位:スクリッティ・ポリッティ (Scritti Politti)「Cupid & Psyche 85( キューピッド&サイケ85)」(2023.01.03)
- アカウンティング&ミュージック 2022年洋楽再発・再編集等ベスト3。第2位:オインゴ・ボインゴ(Oingo Boingo)「Good for Your Soul (2021 Remastered & Expanded Edition)(グッド・フォー・ユア・ソウル)」(2023.01.03)
コメント