「両面手焼き」の心意気。THE COLLECTORS(ザ・コレクターズ)「青春ミラー(キミを想う長い午後)」
何か吹っ切れたような実に痛快なロック・アルバムだった「東京虫BUGS」(2007年)、それを受けるかのように発売された長年の熱心なリスナーでもある音楽評論家岡村誌野によるコンプリート・ブック「ザ・コレクターズ大頭鑑 (CDジャーナルムック)」(2008年11月)と、思わずその世界に引きずり込まれてしまったTHE COLLECTORS(ザ・コレクターズ)。
5作続いたko fujikawa(ÇÀ et LÀ)に替り、ご存じコンテムポラリー・プロダクション(contemporary production)の信藤三雄の手によるサイケな鏡をモチーフにしたジャケットが印象的な約2年ぶりのニュー・アルバム、「青春ミラー(キミを想う長い午後)」(2010年4月)が到着。
このCDジャーナル(CDJournal)のインタビューの動画コメントで、加藤ひさし自ら「煎餅で言えば両面手焼き」(笑)と語る、THE COLLECTORS(ザ・コレクターズ)の職人の心意気、もちろんCDで、しかと受け止めさせていただきます。
プロデュースは、7作連続となるサロン・ミュージック(SALON MUSIC)の吉田仁で、相変わらずの音の太さ。
・You Tube上の1曲目「青春ミラー(キミを想う長い午後)」のプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=opyYusNCC-A&feature=related
古市コータローのギターの音が最高です。
ザ・フー(The Who)というよりも、XTCのコリン・モールディング(Colin Moulding:B)&テリー・チェンバーズ(Terry Chambers:D)を彷彿とさせる小里誠 (B)&阿部耕作 (D)のタイトでスクエアなリズム・セクションも、THE COLLECTORS(ザ・コレクターズ)の大きな魅力。
また、3曲目「エコロジー」や8曲目「twitter」といった社会を風刺したユーモアあふれる歌詞に、加藤ひさしの才能が感じられ、この方向性は今後もどんどん期待したいところ。
先日ご紹介したイギリスのマッドネス(Madness)もそうでしたが、年を重ねるごとにベテラン・バンドの味わいを増すTHE COLLECTORS(ザ・コレクターズ)、応援させていただきます。
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