絶好調、21世紀の日本に突如現れた、ピュア・ブラック・ロックン・ロール。THE BAWDIES(ザ・ボウディーズ)「HOT DOG」
2010年1月、全国のCDショップの店員の投票により選出される「第2回CDショップ大賞」の大賞に、当ブログでも絶賛のTHE BAWDIES(ザ・ボウディーズ)「THIS IS MY STORY」が見事選出。
2010年4月には、待望のニュー・アルバム、「THERE’S NO TURNING BACK」を発売予定ですが、いち早く先行シングル「HOT DOG」(2010年3月)が到着。
21世紀の日本に突如現れた、ピュア・ブラック・ロックン・ロール、絶好調です。
小西康陽のレディメイド・インターナショナル(readymade international)出身、solla inc.の吉永祐介氏によるフォントにこだわりまくったジャケットの「HOT DOG」(2010年3月)、まずはなんと言っても1曲目のタイトル曲「HOT DOG」のプロモーション・ビデオがカッコ良い。
http://www.youtube.com/watch?v=gOqNlnPuWEU
痺れます。
ピチカート・ファイヴ(PIZZICATO FIVE)のプロモーション・ビデオを彷彿とさせる文字を効果的に使った素晴らしいスタイリッシュな映像は、吉永祐介氏の関与によるものなのでしょうか?
ただし、CDのみで聴くと曲が少々単調かもしれません。
2曲目のカップリングは、当ブログでも以前にご紹介したプライマル・スクリーム(Primal Scream)の「ロックス(Rocks)」のカヴァー。
なるほど、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)タイプのロックン・ロールを、タメ無用なスクエアなリズムでの展開は、シンプルなロックン・ロール回帰型時のプライマル・スクリーム(Primal Scream)と同じ魅力が。
THE BAWDIES(ザ・ボウディーズ)のタメ無用なスクエアなリズムでのブラック・ロックン・ロール、ヴォーカルのゲリー・ロズリー(Gerry Roslie)のシャウトに憧れたことが、BAWDIESを結成するきっかけになったとメンバーが語る、1960年代に活躍したアメリカのガレージ・ロックバンド、ザ・ソニックス(The Sonics)の影響でしょうか。
ところで、うれしいことにニュー・アルバム、「THERE’S NO TURNING BACK」(2010年4月)から新しいプロモーション・ビデオも到着。
4曲目に収録予定の「KEEP YOU HAPPY」。
http://www.youtube.com/watch?v=xZ0bpOGqi4M
これは、ジャクソン5(The Jackson 5)的なポップな曲でこういう展開も良いですね。
このナタリー(natalie)の記事によるとポール・ウェラー(Paul Weller)も大絶賛したというTHE BAWDIES(ザ・ボウディーズ)、グローバル市場でぜひ勝負してもらいたいですね。
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