日経元旦一面、「ニッポン 復活の10年 成長へ眠る力引き出す 「長寿」誇れる国家モデルを 企業軸にシニア・女性も」
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
毎年、楽しみにしている元旦の日本経済新聞1面ですが、今年(2010年1月1日)の見出しは、「ニッポン 復活の10年 成長へ眠る力引き出す 「長寿」誇れる国家モデルを 企業軸にシニア・女性も」でした。
■世界がうらやむ長生き社会
同記事は、再生する米国、改革する欧州、飛躍するアジア、日本はこのままなら衰退の瀬戸際に立つとと危機感をあおりながらも、重い足かせを飛躍のバネとし使っていなかった筋肉を使うときがきたとと始まります。
その「使っていなかった筋肉」というのが、世界がうらやむ長生き社会である日本の高齢者の力と知恵の活用。
■株式会社 高齢社
今回、私は初めて知りましたが、秋葉原に、登録する360人すべてが60歳以上という人材派遣会社があり、冗談ではなく「株式会社 高齢社」という会社名とのこと。
仕事は、ガス検針や整備工事、マンション管理など50を超し、企業の人手が足りない時を狙って定年後のシニアを派遣するらしく、米ボストン大学の研究チームも視察に来たほどのビジネス・モデルらしい。
■上記から感じたこと
我々中小企業は、常に人材不足に苦労していることもあり、高齢者の活用は、今までも大企業よりも行ってきたし、これからも推進して行きたいところ。
例えば、比較的体力を必要としない税務・会計の業務での高齢者の活用。
ただし、経験豊富な高齢者であれば即戦力とは必ずしも言えず、コンピュータ等のIT、目まぐるしく改正を重ねる税務・会計制度等のブラッシュ・アップを絶えず行わないと上手く機能しない可能性も。
「重い足かせを飛躍のバネ」とせざるを得ない現状認識を怠らず、努力を重ねて行く必要があると思います。
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