私はザ・ディービーズ(The dB's)に注目です。1996年の長門芳郎氏監修による日本主導の労作ボックス・セットがSHM-CD仕様で再発。オムニバス「ベアズヴィル・ボックス・セット(BEARSVILLE BOX)」
「アカウンティング&ミュージック 2009年洋楽再発ベスト5(Accounting&Music 2009 Inport music Reissue Best 5)」でいきなりご紹介させていただいた、オムニバス「ベアズヴィル・ボックス・セット(BEARSVILLE BOX)」(オリジナル:1996年、再発:2009年12月)。
年末に発売のため、昨年中に単独で当ブログでご紹介する機会がなかったのですが、年が明けて一段落したこの場で改めてご紹介。
ベアズヴィル・レコード(BEARSVILLE RECORDS)設立&ウッドストック・フェスティバル40周年にあたり、1996年の長門芳郎氏監修による日本主導の労作ボックス・セットがSHM-CD仕様で再発。
個人的には、何と言っても、Disc4収録、我がザ・ディービーズ(The dB's)のSHM-CD仕様の「ラヴ・イズ・フォー・ラヴァーズ(Love Is for Lovers)」、「ア・スパイ・イン・ザ・ハウス・オブ・ラヴ(Spy in the House of Love)」が注目です。
オムニバス「ベアズヴィル・ボックス・セット(BEARSVILLE BOX)」(オリジナル:1996年、再発:2009年12月)ですが、全79曲中、未発表曲17曲、世界初CD化37曲だったらしい1996年盤に、今回さらに世界初CD化3曲を含むボーナス・トラック5曲を追加、圧巻の「ベアズヴィル・レコード物語」もきちんと新たに加筆という、これぞ「再発(Reissue)」という長門芳郎氏の見事な仕事振り、まずは心より賞賛させていただきます。
ザ・ディービーズ(The dB's)は、私が1980年代にXTCと並んで大好きだった、アメリカは米南部ノースカロライナ州ウイントン=セイラム出身のギター・ポップ・バンド。
ベアズヴィル・レコード(BEARSVILLE RECORDS)とあまり関係なさそうな印象のNew Wave以後のバンド、ザ・ディービーズ(The dB's)ですが、ベアズヴィル・レコード(BEARSVILLE RECORDS)最後の作品が、実はザ・ディービーズ(The dB's)「ライク・ディス(Like This)」(1984年)。
そういえば、ザ・ディービーズ(The dB's)のアナログ盤を除くと唯一の日本発売CDが、ベアズヴィル・レコード(BEARSVILLE RECORDS)がらみで1995年に再発された「ライク・ディス(Like This)」で、長門芳郎氏には重ね重ね感謝。
SHM-CD仕様の「ラヴ・イズ・フォー・ラヴァーズ(Love Is for Lovers)」、「ア・スパイ・イン・ザ・ハウス・オブ・ラヴ(Spy in the House of Love)」ですが、さすがに1995年の再発盤と比べるとかなりの音質向上。
遂にザ・レジデンツ(The Resedents)まで!の最近の紙ジャケ・リマスター再発の嵐、そろそろザ・ディービーズ(The dB's)の出番も近いかもしれません。
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コメント
いやいや、なんつっても、she got soulでしょう(笑)。このイントロを出すためだけに、少なくともエレキ3本買いましたな、私。
投稿: tommy sasuga | 2010年1月 9日 (土) 23時44分
tommy sasugaさん、コメントありがとうございます。
「ライク・ディス(Like This)」では、「She Got Soul」がお好みですか。
私も影響を受けた曲を作ったりして大好きな曲ですが、残念ながら「ベアズヴィル・ボックス・セット(BEARSVILLE BOX)」には収録さていません。
ご承知かと思いますが、You tube上の、1986年、HobokenはMaxwell'sでの「She Got Soul」のライヴ映像をリンクいたします。
http://www.youtube.com/watch?v=cAr5jNAGfA8
投稿: Accounting&Music | 2010年1月10日 (日) 23時05分
ありがとうございます。
実は何回か観ております。
イントロのギターの音が違うんですな、CDとは。
CDの方のイントロは、XTCのリスペクタブルストリートともに
ロックギターの一種の頂点だと思います。
投稿: tommy sasuga | 2010年1月11日 (月) 12時30分