2年目の冬も快調、煮込み料理&ジンジャー・ミルク・ティー。「リプトンティーハウス 銀座店」(銀座一丁目)
以前に当ブログでご紹介したように、2008年8月、従来は、ユニリーバ (Unilever)による直接的な経営の「リプトン・ブルックボンドハウス」だったのが、京都でリプトン・ティー・ルームを経営し、東京では当ブログでもご紹介した「京の田舎料理 御蔵 銀座本店」等を経営する株式会社フクナガの経営により再出発した「リプトンティーハウス 銀座店」。
①おいしいものが食べたい、②酒は飲みたくない、③時間はかけたくないという条件を満たす店として、現在、私の一番のお気に入り。
煮込み料理&ジンジャー・ミルク・ティーで、2年目の冬も快調です。
「リプトンティーハウス 銀座店」、以前の記事でも指摘させていただいたように、まずなんといってもスープがおいしい。
2009年6月から始まった「リプトンティーハウス 銀座店」のブログによると、シェフの藤岡健太郎氏は、「料理の鉄人」坂井宏行氏のラ・ロシェル(La Rochelle)を経て渡仏し修行をしてきた、やはり本格フレンチの方らしい。
左写真は、ココナッツ・ミルクの泡を乗せたゴボウのスープで相変わらずのおいしさ。
ただし、初めて行った時に出た絶品のコンソメ・スープは、その後は一度も出会わず残念。ブログによると今も出しているようなのでぜひ単品で選択できるようにしていただきたいところ。
冒頭写真は「子牛のローズマリークリーム煮」、左写真は定番の「牛ほほ肉の赤ワイン煮」。
特に、「牛ほほ肉の赤ワイン煮」はしつこくなくあっさりとしていて実においしい。
ただし、メニューを常に絞り込んでいる「リプトンティーハウス 銀座店」、昼でも夜でも煮込み料理はあるときはあるし、ないときはないのでご注意を。
左は、前シーズンからある定番の英国伝統料理、シェパーズ・パイ。
ひき肉のソースの上にマッシュ・ポテトを乗せてオーブンで焼いただけの料理ですが飽きのこないおいしさ。
ところで、「リプトンティーハウス 銀座店」ですが、ブログによると1月27日に料理評論家山本益博氏を招き「世界一の料理はイギリスにあり!」というイベントを行ったとのこと。
どうも、1月26日に2012年と13年の間、期間限定で休業すると発表し話題となった、フェラン・アドリア(Ferran Adria)氏がシェフを務めるスペイン・バルセロナのレストラン「エルブジ(El Bulli)」と並び、科学的調理法で世界を席巻する、ヘストン・ブルーメンタール(Heston Blumenthal)氏がシェフを務める英バークシャー州(Berkshire)ブレイ(Bray)の「ザ・ファットダック(The Fat Duck)」の話をした模様。
その際に、5回振るとクラムチャウダーになる三角フラスコというような料理も披露したらしく、今後の「リプトンティーハウス 銀座店」のメニューで登場するかも知れません(?)。
そして、料理の後の締めは、今シーズン初登場のジンジャー・ミルク・ティー。
皆様想像の通り、イギリス版チャイで、ショウガの効いたチャイが好きな私は既に病みつき状態。
なお、試してみたところ、ランチの紅茶も500円割り増しでジンジャー・ミルク・ティーに変えてくれましたので念のため。
アルコールが苦手な私が気軽においしい料理を楽しめる「リプトンティーハウス 銀座店」、今後も大いに期待させていただきます。
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