蕎麦湯に驚く、ミシュラン一つ星の「蕎麦懐石」。「古拙」(新富町)
「蕎麦 流石」と比べると、「古拙」の方が、店内もより高級感があり、料理も「蕎麦屋」というより「蕎麦懐石」といった方が近いもの。
今回は、「蕎麦膳 小鉢付き」1,680円に挑戦。
小鉢は、ほうれんそうなどのおひたしと、チェリー・トマト、ポテト・サラダ、玉子焼き、肉団子、豆を煮たものを少量ずつ盛り合わせたもので、上品なお味。
自然薯(ジネンジョ)すなわちヤマイモ(山芋)の味わいを活かすため、出汁はものすごく薄め。
ここら辺のセンスが、「蕎麦懐石」と感じさせるポイント。
メインのお蕎麦は、「おろし蕎麦」と「盛り蕎麦」が選べるが、「盛り蕎麦」を選択。
蕎麦は、「蕎麦 流石」と同様、極細。
しかし、コシがしっかりとあり、蕎麦粉の旨味十分。
蕎麦つゆも、「蕎麦 流石」と比べると薄めで上品。
白濁し、実に濃厚。
口に入れると、小豆のような何とも言えない香ばしさが口に広がる。
お店の人にこれは本当に蕎麦のゆで汁ですかとうかがうと、やはりそうではなく飲むために特別に作っているものらしい。
これは、「蕎麦粉のポタージュ」とでもいうべきもので、「蕎麦 流石」と最も異なる点かもしれません。
なお、入り口がたいへんわかりにくいお店ですので、「ミシュランガイド東京 2010」や、インターネットで、ビルの写真を頭に焼き付けてからご訪問を。
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