一番好きなシンガー・ソング&ライター、ニール・フィン(Neil Finn)の曲と歌がもっと聴きたい。7ワールズ・コライド(7 World Collide)「ザ・サン・ケイム・アウト(The Sun Came Out)」
私が一番好きなシンガー・ソング&ライター、クラウデッド・ハウス (Crowded House)のニール・フィン(Neil Finn)。
クラウデッド・ハウス (Crowded House)の直近作、「タイム・オン・アース(Time on Earth)」(2007年)も日本盤発売がなかったのに、ニール・フィン(Neil Finn)が中心となったプロジェクト、7ワールズ・コライド(7 World Collide)「ザ・サン・ケイム・アウト(The Sun Came Out)」(UK:2009年8月、JP:2009年10月)の日本盤がなんと発売に。
元ザ・スミス (The Smiths) のジョニー・マー(Johnny Marr)や、レディオヘッド(Radiohead)、ウィルコ (Wilco)のメンバーなど多彩な人気と実力を兼ね備えたミュージシャンが参加したことによる恩恵ではありますが、私は、ニール・フィン(Neil Finn)の曲と歌がもっと聴きたいかなぁ。
「7ワールズ・コライド(7 World Collide)」は、そもそもは、ニール・フィン&フレンズ(Neil Finn&Friends)名義の2001年発売のライヴ・アルバム名。
ニール・フィン(Neil Finn)と、レディオヘッド(Radiohead)のエド・オブライエン(Ed O'Brien)が、1週間限定でバンド結成して凄い音楽をやってトラブル発生の前に解散というのはどうと呼び掛けたのがきっかけで、ニュージー・ランドはオークランドのセイント・ジェイムス・シアターで5夜連続のライヴを行いその模様を、CDとDVDで発表。
エド・オブライエン(Ed O'Brien)の他には、元ザ・スミス (The Smiths) のジョニー・マー(Johnny Marr)、今回は奥さんの出産期と重なり不参加のパール・ジャム (Pearl Jam)のエディ・ヴェダー(Eddie Vedder)、ニールの兄のティム・フィン(Tim Finn)などが参加し、収益金は国境なき医師団に寄付されました。
2001年のライヴ・アルバム、ニール・フィン&フレンズ(Neil Finn&Friends)という名義通りに、豪華ゲスト参加のニールのソロ・ライヴという趣で、ニール・ファンには嬉しい限りのすごく良いアルバム。
7ワールズ・コライド(7 World Collide)がプロジェクト名となった、「ザ・サン・ケイム・アウト(The Sun Came Out)」(UK:2009年8月、JP:2009年10月)ですが、前作と比べニールのソロ色は大幅に減退。
今回は、ニールがオークランドに作ったレコーディング施設に、2008年12月から翌年1月にかけて、たくさんのミュージシャンを家族同伴で集めて、リラックスした中で行われたセッション的アルバムで、収益金はOXFAM(オックスファム)に寄付。
You Tube上の7ワールズ・コライド(7 World Collide)「ザ・サン・ケイム・アウト(The Sun Came Out)」の、レコーディングの様子が伝わってくるプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=jaU1ia3Bquw
ニュージーランド、いいところですね。
私が気に入ったのはやはりニールの曲と歌で、1曲目「トゥー・ブルー(Too Blue)」なんて、もう最高。
家族同伴ですので、奥さんのシャロン(Sharon)、2人の息子のリアム(Liam)とエルロイ(Elroy)との共演もあります。
ニール以外の曲では、ウィルコ(Wilco)のジェフ・ツィーディ(Jeff Tweedy)が歌う、「ウィルコ(ジ・アルバム)(Wilco(The Alubum)」(2009年7月)収録のオリジナルとほぼ同じアレンジの2曲目「ユー・ネヴァー・ノウ(You never Know)」。
高野寛が、今、そういう感じのことをやっている人が全然いないことから目指したと語っていた、正にジェフ・リン(Jeffrey Lynne)とジョージ・ハリスン(George Harrison)という感じの曲で、意外なところに同じことを考える人たちが(笑)。
そういえば、爽やかさと味わい深さを兼ね備えたシンガー・ソング&ライターとして、高野寛はニールと似ていますね。
赤尾美香氏の日本版解説によると、クラウデッド・ハウス (Crowded House)の新作も2010年初頭リリースらしいニール・フィン(Neil Finn)、いよいよ次はソロ作ですかね。
| 固定リンク
« 収益還元法の復権は喜ばしい限りですが・・・。「経営承継法における非上場株式等評価ガイドライン」 | トップページ | 「企業価値評価ガイドライン」にはない具体例がありがたい。「経営承継法における非上場株式等評価ガイドライン」No.2 »
「音楽等(やや通向)」カテゴリの記事
- アカウンティング&ミュージック 2023年邦楽ベスト3。第3位:大貫妙子(Taeko Onuki)「Taeko Onuki Concert 2022(タエコ・オオヌキ・コンサート 2022)」(2024.01.03)
- アカウンティング&ミュージック 2023年邦楽ベスト3。第2位:くるり(Quruli)「感覚は道標(Driven By Impulse)」(2024.01.03)
- アカウンティング&ミュージック 2023年邦楽ベスト3。第1位:椎名林檎(Ringo Sheena)「椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常(Sheena Ringo & The Others Know:Impermanence)」(2024.01.03)
- アカウンティング&ミュージック 2023年洋楽ベスト3。第3位:ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)「i/o (アイ/オー)」(2024.01.03)
- アカウンティング&ミュージック 2023年洋楽ベスト3。第2位:スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens)「Javelin (ジャヴェリン)」(2024.01.03)
コメント
今日、ニール フィンで検索したところ貴方のブログを発見致しました。
私も一番好きなシンガーソングライターは彼です。彼の功績の割りに日本ではあまりにもマイナーなのが残念ですが、今ではそれもかえって良いかと開き直ってます。
Crowded Houseを知ったのは20年前ですが今でもipodに必ず数曲入れてます。7 world…も好きですねぇ。
YouTubeのお陰で数年前からSplit Enz時代の曲も聴けて有難いです。「On Step Ahead」など素晴らしい限りです。
駄作がほとんど無いですし、あのポップセンスは私にとってはほとんど秘密基地のような存在です。
記事アップありがとうございます。
投稿: Water South Moon | 2009年12月 8日 (火) 05時39分
Water South Moonさん、コメントありがとうございます。
随分とたくさんのヴォーカリストを聴いてきましたが、私が最も飽きることなく聴けるのがニール・フィン(Neil Finn)です。
「ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー(Don't Dream it's Over)」がヒットしたこともあり、日本でも初来日時はアイドル的人気が結構あったんですが。
意外といっては失礼ですが、欧米では後輩のミュージシャンから随分とリスペクトされており幸せな音楽人生を送っているようで何よりです。
投稿: Accounting&Music | 2009年12月10日 (木) 03時03分