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「音楽水道時代」の理想的なミュージシャンの在り方。Curly Giraffe(カーリー・ジラフ)「Thank You For Being A Friend」

211109_thank_you_for_being_a_friend  3枚目のオリジナルアルバム、「New Order」(2009年4月)を発売したばかりのGREAT 3 (グレイト・スリー)のベーシスト、高桑圭(たかくわ きよし)の変名ソロ、巻き毛のキリン、Curly Giraffe(カーリー・ジラフ)。

 なんと、間髪おかず、今度はセルフ・カヴァー・アルバム、「Thank You For Being A Friend」(2009年11月)が発売。

 寡作のGREAT 3 (グレイト・スリー)に比べて、何と豊富な運動量。

 Curly Giraffe(カーリー・ジラフ)、「音楽水道時代」の理想的なミュージシャンの在り方かもしれません。

 インター・ネットの発達、機材の進化による録音コストの著しい低下等により、過去から現在に至るまでのあらゆる音楽が気軽に楽しめる、「ただのように音楽が溢れる」現代音楽アーカイブ状態、勝手に私が命名させていただくならば、もはやこれは、「音楽水道時代」。

 ちなみに、この「音楽水道時代」、水道の水は価値があるものだが、量が多く価格が安いため誰でも飲むことができるのであり、産業人の使命は、水道の水のように、物資を無限に安い価格で提供する事にあり、それにより、人びとにとり幸福な世の中が実現できるという、パナソニック株式会社創業者、松下幸之助の「水道哲学」にあやかったものであることは、先日ご紹介のとおり。

 その「音楽水道時代」、ひょうひょうと、コンスタントに音楽活動を活発化させているのがCurly Giraffe(カーリー・ジラフ)。

 CDショップ「レコミンツ」の「mints Bar」でのCurly Giraffe(カーリー・ジラフ)へのインタビューによると、「とにかく、モノを作っているときが一番幸せ」という頼もしいお言葉。

 かといって、閉鎖的な自分の趣味だけに走るのではなく、誰でも楽しめる最大公約数的なポップスの魅力を兼ね備えた音楽であるところが、「音楽水道時代」の理想的なミュージシャンの在り方ではないかと思わせる、Curly Giraffe(カーリー・ジラフ)の素晴らしいところ。

 特に、「Thank You For Being A Friend」(2009年11月)は、新居昭乃、Cocco、木村カエラ、BONNIE PINK、Chara、LOVE PSYCHEDELICO、安藤裕子、平岡恵子といった、高桑圭と今まで音楽的関係のあった女性ヴォーカリストをフューチャーしたセルフ・カヴァー・アルバムで、誰でも楽しめる最大公約数的なポップスの魅力が倍増。

 全部良い曲、良い歌ですが、ベスト・マッチは、2曲目「My Dear Friend」、9曲目「Stand」、13曲目「Tricky Adult」の最多3曲参加のCocco

 Coccoの感情豊な歌が、Curly Giraffe(カーリー・ジラフ)のしみじみとしたメロディーに意外なことにぴったり。

 Curly Giraffe(カーリー・ジラフ)のさらなる今後の活躍に期待するとともに、GREAT 3 (グレイト・スリー)の新作もそろそろ期待したいところです。

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