確かに「結成20周年目の電気は、スゴすぎる!」。電気グルーヴ(DENKI GROOVE)「Upside Down」
今年の結成20周年を迎え、昨年の8年ぶりのフル・アルバム「J-POP」を先行して発売されたシングル「モノノケダンス」(2009年2月)以降、活動をこれまでと打って変わって活発化させている電気グルーヴ(DENKI GROOVE)。
特に、当ブログでもご紹介した、デビュー20周年記念の怪作にして快作、「20」(2009年8月)は素晴らしい出来でびっくり。
今度は、実写映像を織り交ぜたアニメーション、「ハイブリット・アニメーション」という手法を用いた、フジテレビ系アニメ「空中ブランコ」のオープニングテーマ、「Upside Down」(2009年11月)が発売に。
発売元のソニー・ミュージックのサイトのコピー、「結成20周年目の電気は、スゴすぎる!」、確かにそう思います。
村上隆@カニエ・ウェスト(Kanye West)「グラデュエーション(Graduation)」(2007年9月)を彷彿とさせる鮮やかかつキュートなイラストは、フジテレビ系アニメ「空中ブランコ」のキャラクターデザイン・総作画監督の橋本敬史と美術デザインの常盤庄司によるもの。
・You Tube上のTVアニメ「空中ブランコ」のプロモーション映像。
http://www.youtube.com/watch?v=ENF36QWQES4
深夜枠の番組のようですが、かなり実験的な作品ですね。
・You Tube上の「Upside Down」の田中秀幸監督のアニメは使われていないプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=2WSF7HAwAWc
TVアニメ「空中ブランコ」のエンディング・テーマに今回リメイク版が使われた電気グルーヴ(DENKI GROOVE)の代表作、「シャングリラ(Shangri-La)」(1997年)と相通ずるストリングスとテクノ・サウンドが心地よい作品。
・You Tube上の、その「シャングリラ(Shangri-La)」のなつかしのプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=EYEIS1s5k0c
この曲がヒットした頃、私はちょうど発売元のレコード会社におり、奴らがやっと本気を出したと関係者は本当に嬉しそうでしたが、その後はやはり元通りのマイ・ペースぶり(笑)。
それでも、レコード会社が変わらないのは、関係者からの信頼が厚い証拠の電気グルーヴ(DENKI GROOVE)、そろそろ、もう一発ヒットを出してもいい頃かもしれませんね。
| 固定リンク
« 着々と整備がなされる事業再生に関する税務の取り扱い。「株式会社企業再生支援機構が買取決定等を行った債権の債務者に係る事業再生計画に基づき債権放棄等が行われた場合の税務上の取扱いについて」(平成20年11月6日回答) | トップページ | 知的好奇心をそそるリスク・プレミアムの深遠なる世界。山口勝業 「日本経済のリスク・プレミアム―「見えざるリターン」を長期データから読み解く」 »
「音楽等(やや通向)」カテゴリの記事
- アカウンティング&ミュージック 2024年邦楽再発・再編集等ベスト。サディスティック・ミカ・バンド(Sadistic Mika Band)「PERFECT! MENU 」(2025.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2024年洋楽再発・再編集等ベスト。ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)「The Asylum Albums (1976-1980)」(2025.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2024年邦楽ベスト3。第3位:高野寛(Hiroshi Takano)「Modern Vintage Future」(2025.01.04)
- アカウンティング&ミュージック 2024年邦楽ベスト3。第2位:竹内まりや(Mariya Takeuchi)「Precious Days」(2025.01.03)
- アカウンティング&ミュージック 2024年邦楽ベスト3。第1位:椎名林檎(Ringo Sheena)「放生会(Carnival )」(2025.01.03)
コメント