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強面ぞろいの「MUSIC MAGAZINE(ミュージック・マガジン)」のライター陣の中で私を魅了した洒落たセンスの持ち主、小倉エージ氏のインタビュー集で検証するクリス・トーマス(Chris Thomas)「黒船」伝説。「ロック・オブ・エージズ 小倉エージ・インタヴュー&トーク集 MUSIC MAGAZINE増刊」

211030_music_magazine  私の長年の愛読誌、「NEW MUSIC MAGAZINE(ニュー・ミュージック・マガジン)」~「MUSIC MAGAZINE(ミュージック・マガジン)」の、中村とうよう氏をはじめとする強面のライター陣の中で、私を魅了した洒落たセンスの持ち主が、1946年生まれ、はっぴいえんどのデビューアルバム通称「ゆでめん」の制作を手がけた元URCレコードのディレクターの音楽評論家、小倉エージ氏。

 小倉エージ氏には誌上を通じて様々な音楽を紹介していただきましたが、中でも、ダリル・ホール&ジョン・オーツ(Daryl Hall & John Oates)「モダン・ポップ(X-STATIC)」(1979年)は、我が人生の1枚ともいうべき1枚。

 何と嬉しいことに、以前にご紹介した「ニューミュージックマガジン(NEW MUSIC MAGAZINE)1980年3月号」のホール&オーツへのインタビューも収録された、小倉エージ氏のインタビュー集「ロック・オブ・エージズ 小倉エージ・インタヴュー&トーク集 MUSIC MAGAZINE増刊」(2009年10月)が発売。

 同じく収録された、ニューミュージックマガジン(NEW MUSIC MAGAZINE)1974年6月号」の、「黒船(Black Ship)」(1974年11月)製作中のクリス・トーマス(Chris Thomas)とサディスティック・ミカ・バンド(Sadistic Mika Band)へのインタビューで、クリス・トーマス(Chris Thomas)「黒船」伝説を検証させていただきます。

■クリス・トーマス(Chris Thomas)がミカ・バンドを知った経緯:加藤和彦説

 先日ご紹介させていただいたように、「レコード・コレクターズ 2007年 01月号」の金澤寿和氏による加藤和彦へのインタビューによると以下の通り。

 ロンドンが好きで年中行っていた頃に、洋服店「Let It Rock」をやっていたマルコム・マクラーレン(Malcolm McLaren)に1枚目「サディスティック・ミカ・バンド(Sadistic Mika Band)」(1973年)を渡したら、すごく気に入ってあちこちに紹介してくれて、それにより手に渡ったクリス・トーマス(Chris Thomas)からプロデュースしたいとオファーがあったとのこと。

■クリス・トーマス(Chris Thomas)がミカ・バンドを知った経緯:クリス・トーマス(Chris Thomas)説

 「ロック・オブ・エージズ 小倉エージ・インタヴュー&トーク集 MUSIC MAGAZINE増刊」(2009年10月)収録、「ニューミュージックマガジン(NEW MUSIC MAGAZINE)1974年6月号」のクリス・トーマス(Chris Thomas)へのインタビューによると以下の通り。

 トノバン(加藤和彦)とミカには、昨年(1973年)ロンドンで彼らがロキシー・ミュージック(Roxy Music)のコンサートにきていた時に、コンノ(今野雄二氏)に紹介され、それからコンノとしばしば出合って1973年8月にロンドンにやってきた時にミカ・バンドのレコードを手渡してくれ、「怪傑シルヴァー・チャイルド」をはじめ2、3曲いいなぁと思うのがあって将来が期待できるような気がしたとのこと。

■クリス・トーマス(Chris Thomas)がミカ・バンドを知った経緯:今野雄二氏説

211030  「サディスティック・ミカ・バンドオフィシャル・ブック・ボックスセット(Sadistic Mika Band Official Book Boxset)」(2007年12月)収録の、現代版今野氏ともいうべき川勝正幸氏による今野雄二氏へのインタビューによると以下の通り。

 エルトン・ジョン(Elton John)の1971年大晦日のプライヴェートな年越パーティに当時平凡出版(現マガジン・ハウス)の石川次郎氏と当時東芝EMIエルトン担当の石坂敬一氏と加藤ミカの4人で参加、1972年のエルトンのテムズ川でボートで遊覧するパーティに今野雄二氏が再び参加すると、クリス・トーマス(Chris Thomas)が覚えていて、日本で面白いロック・バンドはいないか聞かれて、ミカ・バンドを紹介したとのこと。

■上記からわかること

 どうも、クリス・トーマス(Chris Thomas)の話(それも当時の)、今野雄二氏の話を総合すると、今野雄二氏がクリス・トーマス(Chris Thomas)にミカ・バンドを紹介したことは間違いないようです。

 その証拠に、「黒船(Black Ship)」(1974年11月)の内ジャケットに「仲人」として今野雄二氏がクレジットされています。

  マルコム・マクラーレン(Malcolm McLaren)がクリス・トーマス(Chris Thomas)に手渡したという方が、今野雄二氏が指摘するミカ・バンドは「実は世界で最初のパンク・バンド」という見解からすると、面白い伝説ではあるのですが。

■「小倉エージの旨いもん食った、いいもん聞いた」

 そういえば、小倉エージ氏は、山本益博氏も一目置く中国料理を中心とした料理評論家としての横顔も。

 最近は、「小倉エージの旨いもん食った、いいもん聞いた」というブログも開設されているようです(加藤和彦に関する記事もアップされています)。

 しかし、「旨いもん食った、いいもん聞いた」、いつまでたっても行き着きそうもありませんが、理想の人生の境地ですね。

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コメント

時系列の前後関係はわかりませんが、イーノもからんでますよね。
ロキシーのフィル・マンザネラのユニット「Quiet Sun」のアルバムに、「Sadistic Mika Band」って書かれたTシャツを着ているイーノの写真があります。

投稿: K2 | 2009年10月31日 (土) 10時45分

K2さん、コメントありがとうございます。
クワイエットサン(Quiet Sun)「メインストリーム(Mainstream)」(1975年)ですね。
そういえば、そんな話がありましたね。
その頃のイギリスではミカ・バンドが最もヒップ(Hip)な存在だったのかもしれません。
ちなみに、ミカ・バンドが前座をしたときのロキシーは、ユキヒロが残念がっているように既にイーノ脱退後のようですが。

投稿: Accounting&Music | 2009年11月 1日 (日) 21時55分

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