今、一番キャッチーな音楽。ミーカ(MIKA)「ザ・ボーイ・フー・ニュー・トゥー・マッチ(The Boy Who Knew Too Much)」
デビュー・アルバム「ライフ・イン・カートゥン・モーション(LIFE IN CARTOON MOTION)」(2007年)が、UKだけで150万枚、世界で600万枚も売れたらしく、このCDが売れない時代に驚くしかない、ミーカ(MIKA)。
そのミーカ(MIKA)の2ndアルバム、「ザ・ボーイ・フー・ニュー・トゥー・マッチ(The Boy Who Knew Too Much)」(2009年9月)が到着。
前作と同様、DaWack名儀の姉のヤスミーン(Yasmine)、リチャード・ホッグ(Richard Hogg)、ミーカ(MIKA)自身の3名によるカラフルなイラストが印象的な「ザ・ボーイ・フー・ニュー・トゥー・マッチ(The Boy Who Knew Too Much)」、今、一番キャッチーな音楽でしょう。
ミーカ(MIKA)は、父親がアメリカ人、母親がレバノン人の1983年レバノン生まれのシンガー・ソングライター。
父親がレバノン系ブラジル人、母親がフランス人の日産のカルロス・ゴーン(CARLOS GHOSN)とその濃い雰囲気が少々似ています。
デビュー・アルバム「ライフ・イン・カートゥン・モーション(LIFE IN CARTOON MOTION)」(2007年)ですが、シングル「グレース・ケリー(Grace Kelly)」がとにかくキャッチーでした。
You Tube上の「グレース・ケリー(Grace Kelly)」のプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=7vH-tGdxh8I
明らかにクイーン(Queen)のフレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)の影響を受けていると思われる、音域の広いヴォーカルが素晴らしい。
ジャケットと同様、「ザ・ボーイ・フー・ニュー・トゥー・マッチ(The Boy Who Knew Too Much)」(2009年9月)でも、そのキャッチーさを踏襲。
You Tube上の1曲目「ウィー・アー・ゴールデン(We Are Golden)」のプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=cy3ivLZYdyM
グッド・ミュージックとも言うべき質の高い音楽が増えているものの、CD売上規模の縮小の影響なのかさらにキャッチーという音楽は逆に少なくなっているのではと感じる今日この頃、ミーカ(MIKA)の奮闘振りは頼もしいかぎりです。
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