洒落たポップ・センスの濃い目のメロディーが実に貴重な今日この頃、見逃せない再発盤:番外編。ボックス(BOX)「ボックス・ポップス(BOX POPS)」
当ブログでもご紹介のように、元シネマ(Cinema)のヴォーカリストにして、鈴木慶一の親しみやすく洒落たポップ・センスの後継者とも言うべき存在だった、松尾清憲(Kiyonori Matsuo)の全作品が、最新デジタル・リマスタリング+ボーナス・トラック付+紙ジャケで本年2月に一挙再発。
今回は、その少し前に、やはり、最新デジタル・リマスタリング+ボーナス・トラック付+紙ジャケで再発された、松尾清憲(Kiyonori Matsuo)と杉真理(Masamichi Sugi)のザ・ビートルズ(The Beatles)へのオマージュあふれるユニット、ボックス(BOX)の1stアルバム「ボックス・ポップス(BOX POPS)」(1988年5月)をご紹介。
当時流行の1980年代サウンドは、デジタル・リバーブ全盛時代で残響の多いラウドなサウンド。
そんな中、YMOでおなじみの飯尾芳史のエンジニアリングによる、残響のほとんどないサウンドの新鮮さは、直前に出たプリンス(Prince)のシングル「Kiss」(1986年3月)とともに、当時、大きな衝撃でした。
You Tube上の1曲目「Temptation Girl」のプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=VYP0jxKWyIQ
音よし、曲よし、歌よし、今聴いても完璧な曲です。
ちなみに、「パレード ( Parade)」(1986年3月)収録の、My Space上のプリンス(Prince)のシングル「Kiss」ノプロモーション・ビデオ。
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=33559588
当時、このふたつの曲は、ノン・リバーブ・サウンドの最新サウンドとして、実に印象的でした。
松尾清憲(Kiyonori Matsuo)と杉真理(Masamichi Sugi)の最新インタビュー付等、ていねいな再発仕事も嬉しい、ボックス(BOX)の1stアルバム「ボックス・ポップス(BOX POPS)」(1988年5月)、これもお勧めです。
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