« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »

2009年8月

平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.30。生命保険料控除の改正(個人)

 前回に引き続き、平成21年(2009年)税制改正によりどこがどう変わったのか概要を確認して行く「平成21年(2009年)税制改正でこうなる」シリーズの第30回。

 今回は、保険ニーズの多様化や社会保障を保管する分野の重要性の観点から、

 一般保険料控除と個人年金保険料控除の限度額が引き下げられる代わりに、

 新たに介護・医療保険料控除が創設されるという、

 平成24年(2012年)度の所得税、

 平成25年(2013年)度の住民税

 から適用される予定の生命保険料控除の改正(個人)についてです。

続きを読む "平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.30。生命保険料控除の改正(個人)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

洒落たポップ・センスの濃い目のメロディーが実に貴重な今日この頃、見逃せない再発盤No.2。松尾清憲(Kiyonori Matsuo)「Help!Help!Help!」

H210828_help_help_help 元シネマ(Cinema)のヴォーカリストにして、鈴木慶一の親しみやすく洒落たポップ・センスの後継者とも言うべき存在だった、松尾清憲(Kiyonori Matsuo)の全作品が、最新デジタル・リマスタリング+ボーナス・トラック付+紙ジャケで本年2月に一挙再発。 

 今回、ご紹介するのは、セカンド・アルバム、「Help!Help!Help!」(1985年11月)。

  発売当時は、前作「SIDE EFFECTS[恋の副作用]」(1985年4月)のインパクトがあまりにも強かったため、多少印象が薄かった記憶が。

 しかし、改めて今聴いてみると、前作に引き続き、松尾清憲の、他に得がたい個性といえる、洒落たポップ・センスの濃い目のメロディーに、プロデューサーの白井良明の変幻自在のギターが実に楽しい傑作です。

続きを読む "洒落たポップ・センスの濃い目のメロディーが実に貴重な今日この頃、見逃せない再発盤No.2。松尾清憲(Kiyonori Matsuo)「Help!Help!Help!」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

手頃な値段になったものの、昔から変わらぬこだわりのチリ&ウェンディーズバーガーが楽しめます。「ウェンディーズ(Wendy's) 西銀座店」(銀座2丁目)

Wendys_1 「ウェンディーズ(Wendy's) 西銀座店」(銀座2丁目)は、銀座一丁目、有楽町駅付近で手早く食事を済ませたい時に、年中無休、23:00まで営業ということもあり、実に便利。

 「ウェンディーズ(Wendy's)」といえば、1980年の日本上陸当時、確か100円台だったマクドナルド等の他店に対し、340円という超強気の値付けにびっくりするも、「古き良きアメリカ」を感じさせる味には満足した記憶が。

 時は変わり、値段はだいぶ手頃になったものの、昔から変わらぬ、こだわりのチリ&ウェンディーズバーガーが楽しめます。

続きを読む "手頃な値段になったものの、昔から変わらぬこだわりのチリ&ウェンディーズバーガーが楽しめます。「ウェンディーズ(Wendy's) 西銀座店」(銀座2丁目)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中田ヤスタカ(Yasutaka Nakata)の「デジタル・ディストーション・ビート」にビリビリ感電できます。capsule(カプセル)のベスト・アルバム、「FLASH BEST」

H210828_flash_best  Perfume(パフューム)の作詞・作曲・編曲・録音を一手に引き受け、今や日本最高のサウンド・クリエイターともいうべき中田ヤスタカ(Yasutaka Nakata)率いるcapsule(カプセル)のベスト・アルバム、「FLASH BEST」(2009年8月)が発売。

 Perfume(パフューム)は最高だけどcapsule (カプセル)はちょっとなぁと言っていた私のようなおじさんを、「デジタル・ディストーション・ビート」のビリビリ感で黙らせた会心が前作「MORE! MORE! MORE!」(2008年11月)。

 前作同様、ビリビリ感あふれるナンバーで序盤から飛ばしてくれる、満足のベスト・アルバムです。

続きを読む "中田ヤスタカ(Yasutaka Nakata)の「デジタル・ディストーション・ビート」にビリビリ感電できます。capsule(カプセル)のベスト・アルバム、「FLASH BEST」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

金融機関との取引のルール・ブックにして、隠れた事業再生実務書の名著がさらなるパワー・アップ。「銀行窓口の法務対策3800講」

H210827_3800  金融機関との取引のルール・ブックにして、隠れた事業再生実務書の名著、きんざいの「銀行窓口の法務対策」シリーズが、4年半ぶりに改訂。

 五味廣文(監修)中務嗣治郎(監修)神田秀樹(監修)川田悦男(監修) 「銀行窓口の法務対策3800講」(2009年8月)として、3巻から5巻構成、3,300講から3,800講へ大幅にパワー・アップ。

 歯切れの良い簡潔な1問1答方式はそのままに、近時の実務動向をフォロー・アップ。

 中でも、「Ⅴ 担保権の実行・事業再生編」と「Ⅲ 貸出・管理・保証編」は、事業再生の実務に携わる我々税務会計専門家も必携です。

続きを読む "金融機関との取引のルール・ブックにして、隠れた事業再生実務書の名著がさらなるパワー・アップ。「銀行窓口の法務対策3800講」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

洒落たポップ・センスの濃い目のメロディーが実に貴重な今日この頃、見逃せない再発盤。松尾清憲(Kiyonori Matsuo)「SIDE EFFECTS[恋の副作用]+2」

H210826_side_effectsside_effects_vi  以前に、デビュー・バンド、シネマ(Cinema)「GOLDEN☆BEST」の記事で、鈴木慶一の親しみやすく洒落たポップ・センスの後継者として、ご紹介した松尾清憲(Kiyonori Matsuo)。

 今でも現役として活発な活動を続ける松尾清憲の全作品が、最新デジタル・リマスタリング+ボーナス・トラック付+紙ジャケで本年2月に一挙再発。

 ご紹介するが少々遅れましたが、これは見逃せない、素晴らしい再発企画。

 まずは、おそらくセールス的にも最も成功したのではないかと思われる、松尾清憲の代表作、「SIDE EFFECTS[恋の副作用]+2」(1985年4月、再発2006年2月)をご紹介。

 松尾清憲の、他に得がたい個性といえる、洒落たポップ・センスの濃い目のメロディーに、プロデューサーの白井良明の変幻自在のギターが楽しい、傑作です。

続きを読む "洒落たポップ・センスの濃い目のメロディーが実に貴重な今日この頃、見逃せない再発盤。松尾清憲(Kiyonori Matsuo)「SIDE EFFECTS[恋の副作用]+2」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.29。少額の上場株式等投資のための非課税措置の創設(個人)

 前回に引き続き、平成21年(2009年)税制改正によりどこがどう変わったのか概要を確認して行く「平成21年(2009年)税制改正でこうなる」シリーズの第29回。

 今回は、金融所得課税の一体化の取り組みの中で「貯蓄から投資へ」の流れを促進する観点から、

将来、

上場株式等の配当所得及び譲渡所得等に係る軽減税率10%(所得税7%、住民税3%)が廃止され、

本則税率20%(所得税15%、住民税5%)が実現する際での実施が明らかにされた、

少額の上場株式等投資のための非課税措置の創設(個人)についてです。

続きを読む "平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.29。少額の上場株式等投資のための非課税措置の創設(個人)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

これまた、聞き覚えのあるメロディーにカリブ風味の洒落たアレンジが絶妙です。「キュビズモ・グラフィコ・カリビアン・アンサンブル(Cubismo Grafico Caribbean Ensemble)」

H210824_cubismo_grafico_caribbean_e  先日ご紹介した、小西康陽作詞・作曲、両さん(香取慎吾) 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(2009年8月)で、歯切れの良いスカの演奏を披露してくれた、チャーベこと松田岳二率いるCUBISMO GRAFICO FIVE(キュビズモ・グラフィコ・ファィヴ)。

 さっそくチェックさせていただいた、内外の多彩なミュージシャンをフィーチャーした7インチ・シングル・シリーズをまとめたものらしいカヴァー曲集、「PLEASURES」(2008年8月)が素晴らしい出来。

 今回ご紹介するのは、同じく、聞き覚えのあるメロディーにカリブ風味の洒落たアレンジが絶妙なカヴァーが印象的な、キュビズモ・グラフィコ・カリビアン・アンサンブル(Cubismo Grafico Caribbean Ensemble)名義の「キュビズモ・グラフィコ・カリビアン・アンサンブル(Cubismo Grafico Caribbean Ensemble)」(2006年)、これがまた素晴らしい出来です。

続きを読む "これまた、聞き覚えのあるメロディーにカリブ風味の洒落たアレンジが絶妙です。「キュビズモ・グラフィコ・カリビアン・アンサンブル(Cubismo Grafico Caribbean Ensemble)」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

銀座一丁目の「うまいもの横丁」でなお健在。「岩戸 (いわと)」(銀座一丁目)

1 外堀通と中央通の間の銀座一丁目の界隈は、「うまいもの横丁」ともいうべき、庶民的でおいしい店がたくさん集まる地帯でしたが、再開発のおかげで、多くのお店が他所に流出。

 うなぎの「ひょうたん屋」、鳥の水炊きの「新三浦」、讃岐うどんの「さか田」、トマトのおでんの「よしひろ」などなど。

 その中で、健在なのが、魚料理の「岩戸 (いわと)」 (銀座一丁目)。

 醤油だけでなく味噌を使ったヅケマグロは絶品です。

続きを読む "銀座一丁目の「うまいもの横丁」でなお健在。「岩戸 (いわと)」(銀座一丁目)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

うっかり買い損ねるところだった、2006年リマスター&対訳付、単なるSHM-CD化ではない素晴らしい再発No.3。スパークス(Sparks)「恋の自己顕示(Propaganda)+2」

H210820_2_2 1959年設立のアイランド・レコード(Island Records)50周年を記念して、ロン・メイル(Ron Mael)とラッセル・メイル(Russell Mael)の孤高の兄弟バンド、スパークス(Sparks)のアイランド時代の4作品がSHM-CD仕様による紙ジャケ・再発。

 2001年に雑誌ストレンジ・デイズ(Strange Days)監修の1994年デジタル・リマスターの素晴らしい紙ジャケ再発があったので、それの単なるSHM-CD仕様の再発かと油断したら、2006年リマスター&対訳付で音がかなり良く、ボーナス・トラックも異なる仕様。

 うっかり買い損ねるところでしたが何とか入手した4部作、「キモノ・マイ・ハウス+3(Kimono My House)」(1974年・再発2009年6月)に続いてご紹介するのは、商業的成功を収めた同盤から僅か9ヶ月後にリリースされた、スパークス(Sparks)「恋の自己顕示+2(Propaganda)」(1974年・再発2009年6月)です。

続きを読む "うっかり買い損ねるところだった、2006年リマスター&対訳付、単なるSHM-CD化ではない素晴らしい再発No.3。スパークス(Sparks)「恋の自己顕示(Propaganda)+2」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.28。上場株式等の損益通算の特例の創設(個人)

 前回に引き続き、平成21年(2009年)税制改正によりどこがどう変わったのか概要を確認して行く「平成21年(2009年)税制改正でこうなる」シリーズの第28回。

 今回は、正確には平成21年(2009年)税制改正ではなく、平成20年(2008年)税制改正で決められたことですが、上場株式等の譲渡所得と配当所得の軽減税率の廃止が先送りとなったにもかかわらず、こちらは予定通り実施される、上場株式等の損益通算の特例の創設(個人)についてです。

続きを読む "平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.28。上場株式等の損益通算の特例の創設(個人)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

うっかり買い損ねるところだった、2006年リマスター&対訳付、単なるSHM-CD化ではない素晴らしい再発No.2。スパークス(Sparks)「キモノ・マイ・ハウス(Kimono My House)」

H210820_kimono_my_house 1959年設立のアイランド・レコード(Island Records)50周年を記念して、ロン・メイル(Ron Mael)とラッセル・メイル(Russell Mael)の孤高の兄弟バンド、スパークス(Sparks)のアイランド時代の4作品がSHM-CD仕様による紙ジャケ・再発。

 2001年に雑誌ストレンジ・デイズ(Strange Days)監修の1994年デジタル・リマスターの素晴らしい紙ジャケ再発があったので、それの単なるSHM-CD仕様の再発かと油断したら、2006年リマスター&対訳付で音がかなり良く、ボーナス・トラックも異なる仕様。

 うっかり買い損ねるところでしたが何とか入手した4部作、「スパーク・ショー+3(INDISCREET)」(1975年・再発2009年6月)に続いてご紹介するのは、彼らの出世作にして1970年代を代表する名盤、スパークス(Sparks)「キモノ・マイ・ハウス(Kimono My House)+3」(1974年・再発2009年6月)です。

続きを読む "うっかり買い損ねるところだった、2006年リマスター&対訳付、単なるSHM-CD化ではない素晴らしい再発No.2。スパークス(Sparks)「キモノ・マイ・ハウス(Kimono My House)」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.27。上場株式等の配当所得課税の改正(個人)

 前回に引き続き、平成21年(2009年)税制改正によりどこがどう変わったのか概要を確認して行く「平成21年(2009年)税制改正でこうなる」シリーズの第27回。

 今回も、リーマン・ショック後の世界金融危機の影響で昨年の税制改正がほとんど見直しになってしまった感のある、上場株式等の配当所得課税の改正(個人)です。

続きを読む "平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.27。上場株式等の配当所得課税の改正(個人)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ケンさん(横山剣)の含蓄のある歌詞が面白い。クレイジーケンバンド(Crazy Ken Band)「ガール!ガール!ガール!(Girl! Girl! Girl!)」

H210818  クレイジーケンバンド(Crazy Ken Band)が、結成以来12年間所属したPヴァイン・レコードを離れ、ユニヴァーサル・ミュージックに移籍。

 既に「グランツーリズモ」(2002年)からメジャー流通(ビクター、その後エイベックスに変更)ではありましたが、どうもプロモーションに不満があったらしく、正真正銘のメジャー・デビュー・アルバム、「ガール!ガール!ガール!(Girl! Girl! Girl!)」(2009年8月)を満を持して発売。

 今回は、ジャケットのアート・ディレクションにも、おなじみのテリー・ジョンソン(Terry Johnson)こと湯村輝彦氏ではなく、打越俊明氏を起用し正に心機一転。

 といっても、サウンド面ではおなじみの完成度の高いクレイジーケンバンド(Crazy Ken Band)節が全開、私はケンさん(横山剣)の含蓄のある歌詞の面白さに惹かれました。

続きを読む "ケンさん(横山剣)の含蓄のある歌詞が面白い。クレイジーケンバンド(Crazy Ken Band)「ガール!ガール!ガール!(Girl! Girl! Girl!)」"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.26。上場株式等の譲渡所得課税の改正(個人)

 前回に引き続き、平成21年(2009年)税制改正によりどこがどう変わったのか概要を確認して行く「平成21年(2009年)税制改正でこうなる」シリーズの第26回。

 今回は、リーマン・ショック後の世界金融危機の影響で昨年の税制改正がほとんど見直しになってしまった感のある、上場株式等の譲渡所得課税の改正(個人)です。

続きを読む "平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.26。上場株式等の譲渡所得課税の改正(個人)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

うっかり買い損ねるところだった、2006年リマスター&対訳付、単なるSHM-CD化ではない素晴らしい再発。スパークス(Sparks)「スパーク・ショー+3(INDISCREET)」

H210816_indiscreet  1959年設立のアイランド・レコード(Island Records)50周年を記念して、ロン・メイル(Ron Mael)とラッセル・メイル(Russell Mael)の孤高の兄弟バンド、スパークス(Sparks)のアイランド時代の4作品がSHM-CD仕様による紙ジャケ・再発。

 2001年に雑誌ストレンジ・デイズ(Strange Days)監修の1994年デジタル・リマスターの素晴らしい紙ジャケ再発があったので、それの単なるSHM-CD仕様の再発かと油断したら、2006年リマスター&対訳付で音がかなり良く、ボーナス・トラックも異なる仕様。

 うっかり買い損ねるところでしたが何とか入手した4部作、まずは、私がその中でも一番の大傑作だと思う、スパークス(Sparks)「スパーク・ショー+3(INDISCREET)」(1975年・再発2009年6月)をご紹介です。

続きを読む "うっかり買い損ねるところだった、2006年リマスター&対訳付、単なるSHM-CD化ではない素晴らしい再発。スパークス(Sparks)「スパーク・ショー+3(INDISCREET)」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

気軽にシンプルな食材の良さを楽しめます。「PIZZA SALVATORE CUOMO(ピッツァ・サルヴァトーレ・クオモ) 東銀座店」(築地)

1 すっかり日本に定着したナポリ・ピッツァ。

 以前はなかなか珍しかったナポリ・ピッツァを食べさせる店も、最近はずいぶん増えましたが、「PIZZA SALVATORE CUOMO(ピッツァ・サルヴァトーレ・クオモ)」は、他のピッツェリアと比べると各メニューのお値段は少々張るものの(最近やや値下げをしたようですが)、他と一線を画すのがその食材の良さ。

 「東銀座店」(築地)で、最近の私のお気に入り、「カプレーゼ」や「田舎風サラダ」を楽しんできました。

続きを読む "気軽にシンプルな食材の良さを楽しめます。「PIZZA SALVATORE CUOMO(ピッツァ・サルヴァトーレ・クオモ) 東銀座店」(築地)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

聞き覚えのあるメロディーにカリブ風味の洒落たアレンジが絶妙なカヴァー曲集。CUBISMO GRAFICO FIVE(キュビズモ・グラフィコ・ファィヴ)「PLEASURES」

H210814_pleasures  先日ご紹介した、小西康陽作詞・作曲、両さん(香取慎吾) 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(2009年8月)で、歯切れの良いスカの演奏を披露してくれた、チャーベこと松田岳二率いるCUBISMO GRAFICO FIVE(キュビズモ・グラフィコ・ファィヴ)。

 今までリミックスでCUBISMO GRAFICO(キュビズモ・グラフィコ)名義のサウンドは耳にしていたものの、そのバンド形態として2003年から活動しているらしい、□□□(クチロロ)のメンバーでもある村田シゲがベースのCUBISMO GRAFICO FIVE(キュビズモ・グラフィコ・ファィヴ)は、不勉強で恐縮ですがノーチェックだったため、さっそくチェツクさせていただきました。

 作品ごとにだんだんと良くなって行く印象のCUBISMO GRAFICO FIVE(キュビズモ・グラフィコ・ファィヴ)、私が気に入ったのは、内外の多彩なミュージシャンをフィーチャーした7インチ・シングル・シリーズをまとめたものらしい「PLEASURES」(2008年8月)。

 聞き覚えのあるメロディーにカリブ風味の洒落たアレンジが絶妙なカヴァー曲集です。

続きを読む "聞き覚えのあるメロディーにカリブ風味の洒落たアレンジが絶妙なカヴァー曲集。CUBISMO GRAFICO FIVE(キュビズモ・グラフィコ・ファィヴ)「PLEASURES」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

破産実務に関する、新世代によるユニークな力作。野村剛司(著)・新宅正人(著)・石川貴康(著)「破産管財実践マニュアル」

H210814 数多くの管財事件を手掛けてきたらしい弁護士による実践書、野村剛司(著)・新宅正人(著)・石川貴康(著)「破産管財実践マニュアル」(2009年7月)が発売。

 破産手続に関する実務書、それも破産管財人を対象とした実務マニュアルというニッチな分野ながら、利用者にとり実に便利な簡潔な一問一答集「Q&A500!」を設けたり、破産手続に重要な影響を与える税務関係の問題に大きな紙幅を割くなど、手間ひまかけて考え抜かれた内容が素晴らしい。

 この本を作成するのはかなり大変だったと思われ、それができるのはたぶん私より若い方だろうと著者略歴を見てみるとそのとおり。

 破産実務に関する、新世代によるユニークな力作、著者の諸先生に心より敬意を表します。
 

続きを読む "破産実務に関する、新世代によるユニークな力作。野村剛司(著)・新宅正人(著)・石川貴康(著)「破産管財実践マニュアル」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ようやくよくわかったスライのカッコ良さ。スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & The Family Stone)「ウッドストック・エディション(The Woodstock Experience)」

H210813_the_woodstock_experience 今年は、1969年8月、アメリカ合衆国ニューヨーク郊外で開かれたウッドストック・フェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)から40周年。

 その記念盤として、今まで2曲しか公式盤ではCD化されていなかった、スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & The Family Stone)のウッドストック・フェスティバルでの全演奏を収録した「Recorded Live At The Woodstock Music & Art Fair,Sunday,August 17,1969」と、スタジオ盤「スタンド!(Stand!)」(1969年)がパッケージされた、「ウッドストック・エディション(The Woodstock Experience)」(US:2009年6月、JP:2009年7月)が発売。

 スライの影響下にある音楽は大好きなものの、ご本家のスタジオ盤はどうしても好きになれなかった私ですが、このライヴ盤、スライのカッコ良さを思い知らされました。

続きを読む "ようやくよくわかったスライのカッコ良さ。スライ&ザ・ファミリー・ストーン(Sly & The Family Stone)「ウッドストック・エディション(The Woodstock Experience)」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.25。不動産証券化関係:特定目的会社等の課税の特例の見直し等(法人)

 前回に引き続き、平成21年(2009年)税制改正によりどこがどう変わったのか概要を確認して行く「平成21年(2009年)税制改正でこうなる」シリーズの第25回。

 今回は、昨年12月に自由民主党平成21年度税制改正大綱(2009年度与党税制改正大綱)が公表された際にも触れさせていただきましたが、不動産証券化関係:特定目的会社等の課税の特例の見直し等(法人)です。

続きを読む "平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.25。不動産証券化関係:特定目的会社等の課税の特例の見直し等(法人)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

久しぶりにハイテンションな小西康陽。両さん(香取慎吾) 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」

H210810 先日ご紹介した、「マーシャル・マクルーハン広告代理店。ディスクガイド200枚。小西康陽。」(2009年6月)を読むと、だいぶ聴く音楽も穏やかなものに変わりつつある小西康陽。

 このR25のインタビューを見ると、2006年に大変な病気で倒れ、それ以来音楽の好みが変わったものの、今は日常生活にも、音楽家としての生活にも支障はまったくないらしく何より。

 その小西康陽が、自身の作詞・作曲の最大のヒット、慎吾ママ(香取慎吾)「慎吾ママのおはロック」(2000年)の柳の下のどじょうを狙いに行った(失礼)、SMAPの香取慎吾主演のTBSドラマ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」主題歌、両さん(香取慎吾) 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(2009年8月)が発売。

 ザ・コレクターズ(THE COLLECTORS)の加藤ひさしと同じく、実は売れたい、売れる方がカッコ良いと思っている男、小西康陽のアニマル・スピリットは健在、久しぶりにそのハイテンションぶりが戻ってきました。

続きを読む "久しぶりにハイテンションな小西康陽。両さん(香取慎吾) 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

明治12年創業、気軽に楽しめる誠実に守られた江戸庶民の味。「吉野鮨本店」(日本橋)

1 日本橋高島屋の裏通りの「吉野鮨本店」は、明治12年創業の老舗で、マグロのトロの握りはここの二代目が握ったものが発祥とのこと。

 といった経歴を聞くと高級店を想像してしまいますが、「ぐるなび」で、「お江戸、日本橋下町にあるごく普通の鮨屋」と自ら称するように、店の構えにもお金をかけず、誰でも入りやすい大衆的なお店。

 誠実に守られた江戸庶民の味としての寿司が気軽に楽しめます。

続きを読む "明治12年創業、気軽に楽しめる誠実に守られた江戸庶民の味。「吉野鮨本店」(日本橋)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

幻の短編映画らしき映像をついに発見?ムーンライダーズ(Moon Riders)「カメラ=万年筆(Camera Egal Stylo)」

H210808  先日の、「アーカイヴ・シリーズ」第4弾、「ライブ・アット・広島見真講堂(1980.10.11 at HIROSHIMA KENSHIN KODO)」(2009年3月)の記事で触れさせていただいた、ムーンライダーズ(Moon Riders)「カメラ=万年筆(Camera Egal Stylo)」(1980年)発売時のプロモーション用の短編映画。

 その時にもYou Tubeを検索しても発見できなかった、私にとって幻の存在。

 ところが、ひょんなことから、You tube上で、その幻の短編映画らしき映像をついに発見したようです。

続きを読む "幻の短編映画らしき映像をついに発見?ムーンライダーズ(Moon Riders)「カメラ=万年筆(Camera Egal Stylo)」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.24。企業再生関係税制:仮装経理による過大申告の更正の請求と還付(法人)

 前回に引き続き、平成21年(2009年)税制改正によりどこがどう変わったのか概要を確認して行く「平成21年(2009年)税制改正でこうなる」シリーズの第24回。

 今回は、以前にも「税務会計面からの民事再生法と「DIP型」会社更生法の比較No.6」として既に触れさせていただいた企業再生関係税制:仮装経理による過大申告の更正の請求と還付(法人)です。

続きを読む "平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.24。企業再生関係税制:仮装経理による過大申告の更正の請求と還付(法人)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「美しすぎる」若きキャロル・キング(Carole King)。ダイアン・バーチ(Diane Birch)「バイブル・ベルト(Bible Belt)」

H210806_bible_belt  昨年、イギリスの若きキャロル・キング(Carole King)としてご紹介したデビュー当時若干19歳のアデル(Adele)ですが、その後、2009年2月の第51回グラミー賞(2008 - 51st Annual GRAMMY Awards)で、最優秀新人賞(Best New Artist)と最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス(Best Female Pop Vocal Performance)を受賞するという快挙。

 そのアデル(Adele)に対するアメリカの回答などとも言われてているらしいのが、こちらは26歳のダイアン・バーチ(Diane Birch)で、「バイブル・ベルト(Bible Belt)」(US:2009年5月、JP:2009年8月)がデビュー作。

 「美しすぎる」、実力派シンガー・ソング・アンド・ライターの登場です。

続きを読む "「美しすぎる」若きキャロル・キング(Carole King)。ダイアン・バーチ(Diane Birch)「バイブル・ベルト(Bible Belt)」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

株式会社から合同会社への移行。ユニバーサル ミュージック合同会社

H210805_200959  当ブログを以前からご覧になっている方はお気づきかもしれませんが、「音楽ネタ」と「会計事務所の仕事他ネタ」を交互にアップするのが今まで守り抜いてきた自主ルール(守りきれるかは保証できませんが)。

 今回は、CDジャケット写真をアップしていますが、一応、「会計事務所の仕事他ネタ」です。

  5月9日に青山葬儀所でファンなどを対象に行われた、忌野清志郎のロック葬、「忌野清志郎 AOYAMA ROCK'N ROLL SHOW」で流された楽曲を収録した「忌野清志郎 青山ロックン・ロール・ショー2009.5.9 オリジナルサウンドトラック 」(2009年7月)が発売。

 本作のライナー・ノーツ冒頭の、日本の「ミスター・ミュージック・マン」ともいうべき、元東芝EMIの敏腕ディレクター、石坂敬一氏の追悼文がとにかく素晴らしく思わず感動。

 そこでの石坂敬一氏の現在の肩書、「ユニバーサル ミュージック合同会社 最高経営責任者兼会長」で、恥ずかしながら気が付きましたが、ユニバーサル ミュージックって、株式会社から合同会社に組織変更していたんですね。

続きを読む "株式会社から合同会社への移行。ユニバーサル ミュージック合同会社"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

高スペックCDで買っておきたい傑作。高橋幸宏(Yukihiro Takahashi)「ハート・オヴ・ハート(HEART OF HURT)」【SHM-CD】

H210804_heart_of_hurt  2009年3月、ソロ活動開始から30周年を記念した、「YT Project 2009」の一環により、高スペックCDで再発された、高橋幸宏(Yukihiro Takahashi)のソロ作品群。

 昨年一度ご紹介した、「サラヴァ!(Saravah!)」(1978年)と並ぶ、ユキヒロの最高傑作、「ハート・オヴ・ハート(HEART OF HURT)」(1995年)もSHM-CDで再発売(2009年3月)。

 私のBOSEのWave Music Systemのオーディオ環境では、高スペックCDはその良さがよくわからないと何度か指摘させていただいてきましたが、アコースティックで繊細な「ハート・オヴ・ハート(HEART OF HURT)」、これなら高スペックCDで買っておくことをお勧めいたします。

続きを読む "高スペックCDで買っておきたい傑作。高橋幸宏(Yukihiro Takahashi)「ハート・オヴ・ハート(HEART OF HURT)」【SHM-CD】"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.23。企業再生関係税制:いわゆる「別表添付方式」による評価損益の計上が可能となる民事再生に準ずる私的整理の事実の範囲拡大(法人)

 前回に引き続き、平成21年(2009年)税制改正によりどこがどう変わったのか概要を確認して行く「平成21年(2009年)税制改正でこうなる」シリーズの第23回。

 今回は、企業再生関係税制:いわゆる「別表添付方式」による評価損益の計上が可能となる民事再生に準ずる私的整理の事実の範囲拡大(法人)です。

続きを読む "平成21年(2009年)税制改正でこうなるNo.23。企業再生関係税制:いわゆる「別表添付方式」による評価損益の計上が可能となる民事再生に準ずる私的整理の事実の範囲拡大(法人)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アルバムとしてのまとまりが素晴らしい、高橋幸宏のイベントのオフィシャル・コンピレーション。「WORLD HAPPINESS」

H210802_world_happiness 今年は、信藤三雄ははずれたようですが、今年も高橋幸宏がキュレターを務める、音楽イベント「WORLD HAPPINESS 2009」が、8月9日(日)に東京:夢の島公園陸上競技場で開催。

 それに先立ち、100%ORANGEの素晴らしいイラストが印象的な、オフィシャル・コンピレーション・アルバム「WORLD HAPPINESS」(2009年7月)が発売。

 今年出演者、pupa、ASA-CHANG&巡礼、mi-gu、コトリンゴ、ムーンライダーズ、高野 寛、相対性理論、スチャダラパー、THE DUB FLOWER(いとうせいこう、DUB MASTER X、かせきさいだぁ≡&More)、Y.Sunahara、Yellow Magic Orchestraの他、昨年の出演者、naomi & goro、□□□(クチロロ)、SHEENA & THE ROKKETSといった14組の多彩なアーテイストの楽曲が1曲ずつ収録。

 意外なことにアルバムとしてのまとまりが素晴らしい、オフィシャル・コンピレーション・アルバム「WORLD HAPPINESS」、イベントには行けそうもない私も楽しまさせていただきました。

続きを読む "アルバムとしてのまとまりが素晴らしい、高橋幸宏のイベントのオフィシャル・コンピレーション。「WORLD HAPPINESS」"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

年をとっても重さが負担にならない洋食。「資生堂パーラー 日本橋高島屋店」(日本橋)

Shiseido1 年をとってくると、大変残念ながら重く感じることが多くなるのが洋食。

 そんな中、年をとっても重さが負担にならない、あっさりとした洋食を食べさせてくれるのが、「資生堂パーラー 日本橋高島屋店」(日本橋)。

 大企業の資本による経営、デパートの中の出店ながら、何を食べてもおいしいクォリティー・コントロールは見事です。

続きを読む "年をとっても重さが負担にならない洋食。「資生堂パーラー 日本橋高島屋店」(日本橋)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »