聞き覚えのあるメロディーにカリブ風味の洒落たアレンジが絶妙なカヴァー曲集。CUBISMO GRAFICO FIVE(キュビズモ・グラフィコ・ファィヴ)「PLEASURES」
先日ご紹介した、小西康陽作詞・作曲、両さん(香取慎吾) 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(2009年8月)で、歯切れの良いスカの演奏を披露してくれた、チャーベこと松田岳二率いるCUBISMO GRAFICO FIVE(キュビズモ・グラフィコ・ファィヴ)。
今までリミックスでCUBISMO GRAFICO(キュビズモ・グラフィコ)名義のサウンドは耳にしていたものの、そのバンド形態として2003年から活動しているらしい、□□□(クチロロ)のメンバーでもある村田シゲがベースのCUBISMO GRAFICO FIVE(キュビズモ・グラフィコ・ファィヴ)は、不勉強で恐縮ですがノーチェックだったため、さっそくチェツクさせていただきました。
作品ごとにだんだんと良くなって行く印象のCUBISMO GRAFICO FIVE(キュビズモ・グラフィコ・ファィヴ)、私が気に入ったのは、内外の多彩なミュージシャンをフィーチャーした7インチ・シングル・シリーズをまとめたものらしい「PLEASURES」(2008年8月)。
聞き覚えのあるメロディーにカリブ風味の洒落たアレンジが絶妙なカヴァー曲集です。
CUBISMO GRAFICO FIVE(キュビズモ・グラフィコ・ファィヴ)「PLEASURES」(2008年8月)ですが、とにかく選曲、カリブ風味の洒落たアレンジが絶妙。
どれも聞き覚えのあるメロディーですが意外に思い出せないので、クレジットはと見ると元曲のクレジットが残念ながら無し。
しかし、今や便利な検索エンジンが解決というわけで、ググって手軽な元曲探訪を楽しませていただきました。
1.「ジャンプ・アップ(JAMAICA JUMP UP)(feat.YOUR SONG IS GOOD)」
映画「007 ドクター・ノオ(Dr. No)」(1962年)の挿入歌で、映画にも出演していたらしいバイロン・リー&ドラゴネアズ(Byron Lee And The Dragonaires)のカヴァー。
You Tube上の映画「007 ドクター・ノオ(Dr. No)」のトレイラー、「ジャンプ・アップ(JAMAICA JUMP UP)」挿入部分は、1:07秒あたりから。
http://www.youtube.com/watch?v=GlbUTRP2G2c
実に楽しい曲で、アルバム1曲目にぴったりの曲。
2.「希望と栄光の国(LAND OF HOPE AND GLORY)(feat.WATARU BUSTER)」
誰もが聞き覚えのあるエドワード・エルガー(Edward Elgar)作曲のイギリスの第二国家的名曲のカヴァー。
3.「雨にぬれても(RAIN DROPS KEEP FALLING ON MY HEAD)(feat.ハナレグミ)」
これはさすがにすぐわかりました、映画「明日に向って撃て!(Butch Cassidy and the Sundance Kid)」(1969年)のB.J.トーマス(B.J.Thomas)による挿入歌、作詞:ハル・デヴィッド(Hal David)・作曲:バート・バカラック(Burt Bacharach)のカヴァー。
4.「スウィート・ブラインドネス(SWEET BLINDNESS)(feat.EDDI READER)」
オリジナルは1968年のローラ・ニーロ(Laura Nyro)で、同年のフィフス・ディメンション(The Fifth Dimension)のカヴァーが全米13位のヒット。
You Tube上のローラ・ニーロ(Laura Nyro)版とフィフス・ディメンション(The Fifth Dimension)の音のみ。
http://www.youtube.com/watch?v=RFTBERaBWL8
http://www.youtube.com/watch?v=uh858MRckmE
元フェアーグラウンド・アトラクション(Fairground Attraction)エディ・リーダー(EDDI READER)をフィーチャーしたCUBISMO GRAFICO FIVE版、両者に負けない素晴らしい出来です。
5.「遥かなる影(CLOSE TO YOU)(feat.CENTRAL)」
これもすぐわかります、言わずと知れたカーペンターズ(Carpenters)の名曲、作詞:ハル・デヴィッド(Hal David)・作曲:バート・バカラック(Burt Bacharach)のカヴァー。
6.「ビューティフル・ネーム(BEAUTIFUL NAME)(feat.LOW IQ 01)」
これは、我々おじさん世代はちょっと照れてしまうGODIEGO(ゴダイゴ)の1979年のNHK「みんなのうた」でも使用されたヒット曲。
CUBISMO GRAFICO FIVE版は、アップ・テンポでカッコ良く、こんな良い曲だったかと再評価。
7.「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー(WILL YOU LOVE ME TOMORROW)(feat.CHOCOLAT)」
以前にご紹介した私も大好きな超名盤「つづれおり(Tapestry)」(1971年)収録、キャロル・キング(Carole King)の元夫ジェリー・ゴフィン(Gerry Goffin)との共作曲のカヴァー。
You Tube上のキャロル・キング(Carole King)版のライヴ映像。
http://www.youtube.com/watch?v=auMqyyIv-9w
8.「ナイス・タイム(NICE TIME)(feat.MARTIN KINOO)」
この曲は知りませんでしたが、Bob Marley(ボブ・マーリー)のアイランドとの契約前の初期の曲のカヴァー。
You Tube上の音だけ。
http://www.youtube.com/watch?v=87HqYVb_mvA
9.「威風堂々(POMP AND CIRCUMSTANCE)(feat.RICO RODRIGUEZ)」
今回、ウィキペディア(Wikipedia)で知りましたが、「威風堂々(POMP AND CIRCUMSTANCE)」の中間部が「希望と栄光の国(LAND OF HOPE AND GLORY)」なんですね。
CUBISMO GRAFICO FIVE版は、1934年生まれ、いまだに現役のリコ・ロドリゲス(Rico Rodriguez)をフィーチャー。
リコはいませんが、You Tube上のCUBISMO GRAFICO FIVE版のライヴ映像。
http://www.youtube.com/watch?v=ySi8jakbwW8
10.「シュ・ブーン(SH-BOOM)(feat.NARI)」
ドゥーワップ・グループ、ザ・コーズ(The Chords)の1954年の全米2位のヒット、「シュ・ブーン(SH-BOOM)」のカヴァー。
You Tube上の音だけ。
http://www.youtube.com/watch?v=Ml_unWlLWUg
11.「LOVERS CONCERT(feat.SAYAKA KUSHIBIKI)
これもよく聞く曲ですが、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)の「メヌエット(Minuet G Major)」を基にアメリカのサンディ・リンザー&デニー・ランドル(Sandy Linzer and Denny Randell)が作詞・作曲したものをザ・トイズ(The Toys)が歌った1965年の全米2位のヒット曲がオリジナルらしい。
You Tube上のザ・トイズ(The Toys)版の映像。
http://www.youtube.com/watch?v=aGDZc9bdUZM
いやぁ、随分と勉強させていただきましたが、チャーベこと松田岳二のその音楽愛好家ぶり、恐れ入りました。
しかしながら、薀蓄なんて関係なく、メロディーの美しい曲を、カリブ風味の洒落たアレンジで楽しむのもそれで良しの、「CUBISMO GRAFICO FIVE(キュビズモ・グラフィコ・ファィヴ)「PLEASURES」、夏に最適です。
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