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京都発、和を感じさせる、美しくも繊細で創意工夫に満ちたイタリアン。「IL GHIOTTONE MARUNOUCHI(イル ギオットーネ マルノウチ)」(丸の内)

Il_ghiottone  「IL GHIOTTONE MARUNOUCHI(イル ギオットーネ マルノウチ)」(丸の内)は、京都の人気イタリア料理店「IL GHIOTTONE(イル ギオットーネ)」のオーナーシェフ笹島保弘氏が2005年11月に東京進出した、なかなか予約がとれない人気店。

 今回、とあるイベントのため、Bコース3,675円から可の平日ランチの予約をしてみると簡単にOK。

 リーマン・ショックの恩恵なのか、以前は確かそうではなかった気がする11:00からと13:30からの2回転制のせいなのかわかりませんが。

 京都発、和を感じさせる、美しくも繊細で創意工夫に満ちたイタリアン、やはり期待に応えてくれました。

Il_ghiottone_2  今までと同様に、Bコース3,675円を注文。

 まずは、バケットとグリッシーニ。

 オリーヴ・オイルがフルーティーで抜群においしい。

 ひとつひとつ吟味された素材の良さは相変わらずです。

Il_ghiottone_3  前菜その1、「上加茂きゅうりの冷たいクレマ ほんのりと温かな煮穴子と花穂じその香りで」。

 これは、簡単に言うと、穴子の酢の物です。

 和を感じさせてくれる一品。

 穴子が夏を感じさせてくれます。

Il_ghiottone_4  前菜その2、「軽くスモークしたサーモンのスフォリアータ えんどう豆のエスプーマとたっぷりのサラダ」。

 これは、簡単に言うと、サーモン入り春巻きのえんどう豆のムース添え。

 ウィキペディア(Wikipedia)によれば、エスプーマ(ESPUMA)とは、スペイン語で「泡」を意味し、世界で最も予約が取れない店としてここ数年世界を席巻しているスペインの料理店「エル・ブジ(El Bulli)」料理長フェラン・アドリア(Ferran Adrià)によって開発された調理法で、亜酸化窒素を使い、あらゆる食材をムースのような泡状にすることができる画期的な調理法らしい。

 食べたこともないくせに誠に恐縮ですが、私の空想の中のエル・ブジ(El Bulli)を感じさせてくれるのが、「IL GHIOTTONE MARUNOUCHI(イル ギオットーネ マルノウチ)」の料理の最大の魅力(笑)。

Il_ghiottone_6 パスタは、「いかとルッコラのバヴェッティーネ」。

 上にちらしてあるからすみがアクセント。

 「IL GHIOTTONE(イル ギオットーネ)」とは、イタリア語で「グルメな大食漢」という意味らしいですが、料理の量は全体的に控え目。

 コースの中のパスタとしては、ちょうどいい量。

Il_ghiottone_7 メインは、「岩手産ハーブ豚のタリアータ モッツァレラでおおった丸茄子とラグーのグラタン タップナードソースで」

 岩手産ハーブ豚、茄子もおいしいけれど、このお皿の注目は、黒オリーヴのタップナードソースの味わい深さ。

 オリーヴってこんなにおいしいものだったのかと改めて気付かさせてくれます。

Il_ghiottone_8 本日のおすすめのドルチェは、「エスプレッソのパンナコッタ アイスクリーム添え」。

 ドルチェも適量。

 エスプレッソの苦味が利いたパンナコッタとアイスクリームのバランスも絶妙。

Il_ghiottone_9  「IL GHIOTTONE(イル ギオットーネ)」は、器にも凝っています。

 コーヒー・カップは、孫悟空の觔斗雲(きんとうん)のような形。

 ただ、同席者からは実は持ちにくいとの声も。

 この「グルメぴあ」のサイトの記事によると、「外食が大好き」という笹島保弘シェフの創意工夫に満ちた料理が、遠隔操作ながら東京で楽しめる「IL GHIOTTONE MARUNOUCHI(イル ギオットーネ マルノウチ)」(丸の内)、入りにくさにあきらめていた方には朗報、今がチャンスのようです。

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