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おじさんを泣かせるテクノ・ポップス・クラシックスへのオマージュ、今度はクラフトワーク(Kraftwerk)です。Perfume(パフューム)「⊿(トライアングル)」

H210709  Perfume(パフューム)の、「Perfume~Complete Best~」(2006年8月)、「GAME」(2009年4月)に続くニュー・アルバム、「⊿(トライアングル)」(2009年6月)が発売。

 amazonで予約していたと思っていたら勘違いで、あわててHMV銀座店に駆け込みましたが、初回限定盤を余裕で入手でき一安心。

 1980年代青春おじさんを泣かせるテクノ・ポップス・クラシックスへのオマージュ、今度はクラフトワーク(Kraftwerk)です。

 おじさんを泣かせるテクノ・ポップス・クラシックスへのオマージュ、森永乳業 「エスキモー pino」CMソングでもある、5曲目の「NIGHT FLIGHT」のYou Tube上のプロモーション・ビデオ。

 http://www.youtube.com/watch?v=pYleHek5S-I

H210709_2  YMO「テクノポリス (TECHNOPOLIS) 」、「ライディーン(RYDEEN)」とアレンジが似ているという声にもうなづけますが、メロディー・ラインを遅れてなぞるシンセのフレーズのダサダサ加減、というよりダサカッコ良いというべき感覚、これはもうクラフトワーク(Kraftwerk)、「人間解体(The Man Machine(Die Mensch Maschine))」(1978年)収録「モデル(The Model(Das Modell))」。

 元ネタなんて言い方は絶対失礼な次元の、中田ヤスタカの見事な消化力。

 You Tube上のクラフトワーク(Kraftwerk)「モデル(The Model(Das Modell))」のプロモーション・ビデオ。

 http://www.youtube.com/watch?v=QgS252XT_Ts

 クラフトワーク(Kraftwerk)は、サウンドだけでなくビジュアル面でもYMOにも多大な影響を与えた、テクノ・ポップのオリジネーターとも言うべき、ドイツの生んだ偉大なバンドで、「モデル(The Model(Das Modell))」も何といっても1978年の曲ですから驚異的。

 1980年代青春おじさんなら、さらに記憶のドアが開いてしまうのが、ヒカシュー (HIKASHU)による日本語カヴァー、「モデル」(1982年)で、今だにこのメロディーが耳に焼きつているのはこのヴァージョンの影響も大。

 音のみですが、You Tube上のヒカシュー (HIKASHU)「モデル」。

 http://www.youtube.com/watch?v=ugAQrNTfMnA

 ネット上を検索してみると、早くからヒカシュー (HIKASHU)による日本語バージョン「モデル」を、Perfume(パフューム)にカヴァーしてもらいたいと指摘している慧眼の持ち主もいらっしゃいますね。

 ちなみに、YMO「テクノポリス (TECHNOPOLIS) 」、「ライディーン(RYDEEN)」のYou Tube上のプロモーション・ビデオも、Perfume(パフューム)「NIGHT FLIGHT」お聞き比べを。

 http://www.youtube.com/watch?v=RbtEjhCOFPs

 http://www.youtube.com/watch?v=sk6o4GWFIV8

H210709_3  Perfume(パフューム)「⊿(トライアングル)」ですが、相変わらずの中田ヤスタカの完璧なサウンド・メイキングには心よりリスペクトさせていただきますが、衝撃度は前2作に比べると弱い印象。

 テクノ・ポップス・クラシックスへのオマージュなら「Perfume~Complete Best~」のトレヴァー・ホーン(Trevor Horn)&トニー・マンスフィールド(Tony Mansfield)、「デジタル・ディストーション・ビート」ともいうべきビリビリ感も「GAME」のタイトル曲の思わず音量を下げたくなる迫力、の方が衝撃度は上だったと言わざるを得ません。

 3枚並べて聴き比べると、「Perfume~Complete Best~」が一番好きかなぁという1980年代青春おじさんとしては、

 ①ダンスが上手くて性格も良い若きアイドル3人組が

 ②中田ヤスタカのダンス・フロア世界基準をも凌駕する「デジタル・ディストーション・ビート」と

 ③同じく中田ヤスタカのそれに違和感なくフィットする「言葉の使い方」

 ④テクノ・ポップス・クラシックスへのオマージュを繰り広げる

 というのが、最も嬉しい展開です。

 Perfume(パフューム)&中田ヤスタカなら、もう悶絶してしまうようなアルバムが作れると思っていますので、期待させていただきます。

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