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私の選ぶNo.1ベーシスト、すごいぞ、ニール・ジェイソン(Neil Jason)。ブレッカー・ブラザーズ(The Brecker Brothers)「ヘヴィー・メタル・ビバップ(Heavy Metal Be-Bop)」

H210711_heavy_metal_bebop  2009年6月10日発売、BMG JAPAN,INC.の「Blu-spec CDTM」 25タイトルに選出されたのを機に、先日の当ブログで、微力ながら再評価に一肌脱がせていただいたダリル・ホール&ジョン・オーツ(Daryl Hall & John Oates)「モダン・ポップ(X-STATIC)」(1979年)。

 今回は、その奇跡のサウンドを生み出した影の立役者、ニール・ジェイソン(Neil Jason)の再評価にも一肌脱がせていただこうと思います。

 ニール・ジェイソン(Neil Jason)の魅力が、フロント・プレイヤーとして全開で楽しめるのが、ブレッカー・ブラザーズ(The Brecker Brothers)のライヴ盤、「ヘヴィー・メタル・ビバップ(Heavy Metal Be-Bop)」(1978年)。

 アルバムをも上回るすごいライヴ映像も合わせてご紹介いたします。

 ブレッカー・ブラザーズ(The Brecker Brothers)は、1974年に結成されたランディ・ブレッカー(Randy Brecker)とマイケル・ブレッカー(Michael Brecker)の兄弟によるクロス・オーバー/ジャズ・フュージョン・バンド。

 私が大学生の頃は、テクニック志向のミュージシャンズ・ミュージシャンで、残念ながら2007年1月に亡くなった弟のマイケル・ブレッカー(Michael Brecker)は正に「神」の領域。

 1970年代中頃から1980年代初頭のブレッカー・ブラザーズ(The Brecker Brothers)のアルバムは、近年、紙ジャケ・リマスター盤として再発されていますが、そのスリリングなフレージングは普遍的な魅力があり今聴いても色褪せず、amazonでもおおむね好評価。

 ブレッカー・ブラザーズ(The Brecker Brothers)のアルバムで、私が当時も今も一番好きなのは、何といってもライヴ盤「ヘヴィー・メタル・ビバップ(Heavy Metal Be-Bop)」(1978年)。

 そう、ニール・ジェイソン(Neil Jason)のベースが大好きだからです。

 その他のバンド・メンバーは、当時フランク・ザッパ(Frank Zappa)のバンドのテリー・ボジオ(Terry Bozzio:D)、バリー・フィナティ(Barry Finnerty)。

 先日の記事でもご紹介した、ニール・ジェイソン(Neil Jason)が作曲に名を連ね、リード・ヴォーカルを披露する、1曲目「イースト・リヴァー(East River)」のライヴ映像。

 http://www.youtube.com/watch?v=5uvGx9EKXms

 ちなみに、この曲だけスタジオ録音で、ニューヨークのパワー・ステーション(The Power Station)で録音され、ミキシングがボブ・クリアマウンテン(Bob Clearmountain)でハンドクラップにまで参加。

 3曲目「サム・スカンク・ファンク(Some Skunk Funk)」は、ブレッカー・ブラザーズ(The Brecker Brothers)の代表作。

 今回、You Tube上で発見した、1980年のオランダはハーグ(The Hague )のノース・シー・ジャズ・フェスティバル(the North Sea Jazz festival)でのライヴ映像。

 http://www.youtube.com/watch?v=aePPKGxqOf8

 このライヴの音源は、当時、FM東京かNHKFMでオン・エアされ、アルバム・バージョンにはないニール・ジェイソン(Neil Jason)のベース・ソロが圧巻で、エア・チェックし損ねて長年もう一度聴いてみたいと後悔していましたが、動画まで見れるなんて感慨ひとしお。

 なお、ドラムがテリー・ボジオ(Terry Bozzio)ではなく、リッチー・モラレス(Richie Morales)ですが、私にとってはニール・ジェイソン(Neil Jason)さえいれば影響なし。

 5曲目「ファンキー・シー、ファンキー・デュー(Funky Sea, Funky Dew)」の、同じくノース・シー・ジャズ・フェスティバル(the North Sea Jazz festival)でのライヴ映像

 http://www.youtube.com/watch?v=FO71hcTJDbA

 http://www.youtube.com/watch?v=TjTRO3ZXfbQ

 ニール・ジェイソン(Neil Jason)のベースの魅力は、ジャコ・パストリアス(Jaco Pastorius)と相通ずる、フェンダー・ジャズ・ベースのセカンド・ピック・アップ辺りでツー・フィンガーにより繰り出される300kHz辺りを強調したくっきりとした中低音、タテノリのチョッパー・ベース(今はスラップと言わないと笑われそうですが)の多用。

 要するに、モコモコ感のない歯切れ良さが、「熱い鉄板の上を跳びはねているような」、聴いていて楽しいホットなベースを生み出します。

 例えるならば、チャック・レイニー(Chuck Rainey)よりゲイリー・キング(Gary King)、ルイス・ジョンソン(Louis Johnson)よりラリー・グラハム(Larry Graham)、小原礼より後藤次利、バーベQ和佐田より江川ほーじんという感覚。

 ニール・ジェイソン(Neil Jason)は、次作 「デタント(Detente)」(1980年)を最後にブレッカー・ブラザーズ(The Brecker Brothers)のベーシストの座をマーカス・ミラー(Marcus Miller)等に譲ることになりますが、マーカス・ミラー(Marcus Miller)の華麗なベース・プレイよりもニール・ジェイソン(Neil Jason)の武骨ながらも歯切れの良いプレイの方が当時も今も私は好きです。

 このサイトを見ると、1977年から1986年ぐらいまでは売れっ子ベース・プレイヤーだったニール・ジェイソン(Neil Jason)ですが、何が原因かわかりませんが、その後はめっきりと参加作品が減ってしまいました。

 「モダン・ポップ(X-STATIC)」、「ヘヴィー・メタル・ビバップ(Heavy Metal Be-Bop)」で見せてくれた、「熱い鉄板の上を跳びはねているような」、聴いていて楽しいホットなベース、ニール・ジェイソン(Neil Jason)は私の選ぶNo.1ベーシストです。

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音楽等(やや通向)」カテゴリの記事

コメント

はじめまして!
Neil Jasonの事を検索して、こちらのブログに到着いたしました。
ブレッカーのビ・バップは長年愛聴しておりまして、そこでのジェイソンのベースプレイに感銘受けております。
情報が少ないジェイソンゆえに大変参考になります。
ありがとうございます。

もしmixiにご参加でしたら、今度Neil Jasonコミュニティを立てようとしておりますので、よろしくお願いします。

投稿: キクリン | 2009年11月 2日 (月) 13時29分

キクリンさん、コメントありがとうございます。
ニール・ジェイソン(Neil Jason)の、ラリー・グラハム(Larry Graham)にも通ずるような、ホットで楽しいベース・プレイはもっと評価されても良いと思います。
なぜかチェックしてしまったベース・マガジン2009年8月号の特集「The SLAP!」でも、全く取り上げられていませんでしたね。

投稿: Accounting&Music | 2009年11月 3日 (火) 02時09分

ありがとうございます。

僕もベースマガジンは随時拝見してますが、確かに出てませんね。

もっとも、セッションマンゆえにフロントに立つことがなかっただけに、仕方ないのかなと思えます。

ビ・バップが名盤に成り得た理由、ひとつはテリー・ボジオ、もうひとつはジェイソン。
この2人の機関銃のようなリズム隊、そこにのっかるブレッカー兄弟、切り込むのはバリー・フィナティ(近い時期のクルセイダーズとは違った雰囲気)
これらの融合から奇跡を呼んだと思っております(笑)

縦ノリのロックは普段ほとんど聴かないのに、このビ・バップには強く反応するのが不思議です。

ただ、ジェイソンの近況を僅かながらキャッチしております。
http://www.beachamjournal.com/journal/2009/09/a-dylan-drummer-a-lennon-bassist-and-two-blues-brothers-dynamite-jam-band.html
海外の方のブログなんですが、ニューヨークで9月頃のライブらしいです。
メンバーでびっくりしたのは、ドラムのクリス・パーカー。
実は8月末、東京のブルーノートでの矢野顕子トリオを大阪から観に行ったのですが、ウィル・リーとともにクリスが来てました。
終演後にクリスにも会い、サインも頂きました。

たまたまの偶然なんでしょうが、僅かながら期待してしまいます。

投稿: キクリン | 2009年11月 3日 (火) 13時53分

キクリンさん、貴重な情報をありがとうございます。
ニール・ジェイソンも年をとりましたね。
しかし、ジョニー・ロッシュ(ロック?)(Jonny Rosch)なる人物、2004年に日本でさだまさしの英語カヴァー・アルバムを発売、2009年7月にはブルース・ブラザーズ・バンド(The Blues Brothers Band)のヴォーカリストとして来日、いったいどういう人なんでしょうね。

投稿: Accounting&Music | 2009年11月 3日 (火) 23時55分

僕もあちらのブログを見てあの時、ビルボードライブに行っておくべきだったと今更ながら悔やんでます。

ブルース・ブラザーズとブレッカー・ブラザーズは、僕が高校生だった頃に、ほぼ同時に聴きだしました。
映画館へも行きましたし、今でもDVDで何度も見ております。ジェイクのセリフ、幾つも覚えてます。(^^;
今年の夏の来日、どうしても都合がつかずだったんです。
今回のギターは、オリジナルメンバーのスティーブ・クロッパーに加えて、ジョン・トロペイも加わっていて興味あったんですよね。
トロペイも好きなギタリストです。
ただ、フロントのジョニー・ロッシュは誰なのかも判らず、そこで都合つけてでも行こうという気が弱まったかもしれないのです。
名ベーシストのドナルド・ダック・ダンの名もなかったですし。
後でライブに行かれた人の感想を聞くと、さすがにブルース・ブラザーズの名を引き継いでいるだけあって、楽しくも素晴しいステージだったようです。
ロッシュも評判良かったみたいです。

ニューヨークのスタジオミュージシャン系人脈で、重要な人物にポール・シェファー(Paul Shaffer)がいます。
アメリカNBC「サタデーナイトライブ」や映画ブルース・ブラザーズでも1作目での音楽監督、2作目では自ら出演もしてます。
「Heavy Metal Be-Bop」のクレジットにも、彼がキーボード参加(ライブでなくスタジオトラック)してますね。
なので、僕らの知らないところに、凄いミュージシャンがまだきっといるんだろうと思いますね。
見えない部分のコーディネイトを仕切ってるのが、ポールなのかもしれません。

ニール・ジェイソンも、たまたま僕らの知らないところでずっと続けていたんだろうなと思えます。

ギターのバリー・フィナティにしても地道に活動されてますし、新譜が来年出るような話もあります。

あと、ボジオは丁度今、来日してるみたいですね。

投稿: キクリン | 2009年11月 6日 (金) 11時27分

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