ピチピチしたマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)。「ザ・ベスト・オブ・マイケル・ジャクソン&ジャクソン5(Michael Jackson&Jackson5 The Motown Years)」
2009年6月25日、残念ながら帰らぬ人となった、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)。
7月8日にソロ作やジャクソンズ(Jacksons)の多くの紙ジャケ再発が当初より予定されていたこともあり、多くの人がマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)作品を買い求めたようですが、実は、今までマイケルにあまり関心がなかった私も、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)作品を改めて検証中。
まずは、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の50才とモータウン(Motown)の50周年を記念した、SHMCD仕様の日本編集盤、「ザ・ベスト・オブ・マイケル・ジャクソン&ジャクソン5(Michael Jackson&Jackson5 The Motown Years)」(2008年12月)。
思わぬことに追悼盤のようになってしまった本盤ですが、モータウン(Motown)時代のピチピチのマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)が、素晴らしい音質で楽しめます。
「ザ・ベスト・オブ・マイケル・ジャクソン&ジャクソン5(Michael Jackson&Jackson5 The Motown Years)」(2008年12月)ですが、CD1、CD2がジャクソン5(Jackson5)のベスト、CD3がモータウン(Motown)時代のマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)のソロのベストという構成。
どこに行ったか見当たらなくて実際に比べられず記憶だけで恐縮ですが、1990年代に買ったジャクソン5(Jackson5)のベスト盤CDと比べて、音圧といいストレスを全く感じさせない素晴らしい音質。
本人達は自作曲やセルフ・プロデュースが許されず不満だったようですが、モータウン(Motown)が総力を挙げて作り上げた、ジャクソン5(Jackson5)、特に初期のキャッチーな曲は、実に魅力的。
そして、You Tube時代の恩恵として、その素晴らしいダンスを、以前では考えられないくらいに手軽に楽しめるというおまけも。
私が一番好きな曲、クリフトン・デイヴィス(Clifton Davis)作詞・作曲の「さよならは言わないで (Never Can Say Goodbye)」のYou Tube上の映像。
http://www.youtube.com/watch?v=snihdG1rE0Y
ピチピチしたマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の歌の素晴らしさ。
モータウン(Motown)のベリー・ゴーディ・ジュニア(Berry Gordy, Jr.)は大人っぽ過ぎるとシングル化に反対したとのことですが、1971年の全米2位の大ヒットに。
この頃のマイケルの声とこの曲はすごく合っていると思います。
続いては、ご存知、「帰ってほしいの (I Want You Back)」(1969年全米1位)、「ABC」(1970年全米1位)の最強の2曲、そして、マイケルのソロ作品「ボクはキミのマスコット( I Wanna Be Where You Are」(1972年全米16位)のメドレー、それも楽器の音も生々しい1972年のライヴ映像で。
http://www.youtube.com/watch?v=kioul-p1nZ8
キャッチーなだけでなくファンキー、カッコいいですね。
ところで、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)を語らしたらこの人ほど面白い人はいないと思われる、ノーナ・リーヴス(NONA REEVES)の西寺郷太が自身のブログに綴った「ジャクソン兄弟物語 2009」(2006年に書いたものを書き直したものらしい)が最高の面白さ。
これを読んで、ジャクソン・ファミリー作品を聴くと楽しさ倍増で、どうも8月には単行本になるらしい。
西寺郷太によると、モータウン25周年コンサート(Motown 25: Yesterday, Today, Forever)が、長年の確執の相手ベリー・ゴーディ・ジュニア(Berry Gordy, Jr.)=モータウン(Motown)への完全勝利、ムーンウォーク(Moonwalk)の初披露と、マイケルの絶頂であったと指摘。
You Tube上のモータウン25周年コンサートの映像、曲は、ジャクソン5・メドレー、それに引き続きムーン・ウォークの初披露の「ビリー・ジーン(Billie Jean)」(1983年)。
http://www.youtube.com/watch?v=UDGlvH3aTo8
http://www.youtube.com/watch?v=3CPFhlQDIrY
モータウン(Motown)の設立とともに生まれ、その25周年に確執を乗り越え完全勝利し、その50周年にトラブル続きのあげくこの世を去るという奇妙な運命。
心よりご冥福をお祈りするとともに、やはり天才と言わざるを得ないマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の音楽、引き続き検証させていただきたいと思います。
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