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痛快、疾走するエフェクター・ロック。avengers in sci-fi(アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)「SCIENCE ROCK」

H210701_science_rock   先日ご紹介した、木村カエラ(Kaela Kimura)の新譜、「HOCUS POCUS」(2009年6月)収録、「BANZAI」で知ったavengers in Sci-Fi (アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)。

 Myspaceの、エフェクターとコードだらけのアーティスト写真の強烈なビジュアルと、「Homosapiens Experience (Save Our Rock Episode.1)」の疾走感あふれるサウンドが、目と耳に焼き付いて離れない。

 というわけで、avengers in Sci-Fi (アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)の一連の作品をamazonでさっそく入手。

 特に、2stアルバム「SCIENCE ROCK」(2008年11月)が素晴らしい。

 疾走するエフェクター・ロック、痛快です。

 avengers in Sci-Fi (アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)は、2002年頃から活動を開始した、木幡太郎( コハタタロウ guitar/vocal/synthesizer)、稲見喜彦(イナミヨシヒコ bass/vocal/synthesizer)、長谷川正法(ハセガワマサノリ drums/chorus)からなる、3ピースのロック・バンド。

 この響きのよい語呂のバンド名は、フジTVの「FACTORY」のWEB上のインタビューによると、R.E.M.のアルバム「New Adventures In Hi-Fi(ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイ・ファイ)」(1996年)からインスパイアされたらしい。

H210701_avengers_in_scifi_3 1stミニアルバムは、「avengers in sci-fi」(2004年)。

 活動開始当時から、サウンドは一貫。

 ディレイ等のエフェクターを駆使したエフェクティヴなギターに、疾走感あふれる人力ビート、SF的な歌詞。

 Youtube上の1曲目「NAYUTANIZED」のプロモーション・ビデオ。

 http://www.youtube.com/watch?v=q-oM-7EJqkE

 エフェクティヴなサウンドに注目が集まりがちですが、このバンドの肝は、スチュワート・コープランド (Stewart Copeland)を彷彿とさせる固めのチューニングで突っ込みまくるドラムスの疾走感。

H210701_avenger_strikes_back  1stアルバムは、「avenger strikes back」(2006年)。

 ヴォコーダーを使ったロボ声の曲など、よりスペーシーへ進化。

  音だけですが、Youtube上の1曲目「avenger strikes back」。

  http://www.youtube.com/watch?v=SYaubEcMi7Y

 THE BAWDIES(ザ・ボウディーズ)もそうですが、どんどん急成長している様子が頼もしい。

H210701_science_rock_2  そして、2ndアルバム、「SCIENCE ROCK」(2008年11月)。

 とにかく、1曲目「Homosapiens Experience (Save Our Rock Episode.1)」のプロモーション・ビデオがカッコよいのでYou tubeをご覧あれ。

 http://www.youtube.com/watch?v=TO62nPTqU4c

  聴いていると、おじさんは、エフェクティヴ・ギターの元祖エイドリアン・ブリュー (Adrian Belew)、その日本版といっては失礼かもしれない昔の音楽仲間、DEMI SEMI QUAVER(デミ・セミ・クェーバー)のTERASSYこと寺師徹、ジーザス・ジョーンズ (Jesus Jones)、ポリス(The Police)の「Synchronicity II」、シンバルズ(Cynbals)などいろいろなサウンド、アーティストが頭によぎります。

 しかし、いろいろな連想をさせるものの、決して何かの真似ではない、オリジナルティあるサウンドを完成させているところが、avengers in Sci-Fi (アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)の素晴らしいところ。

 ちなみに、2009年2月には、ヴィレッジ・ヴァンガード限定販売「Disney rocks」に参加、「micky mouse march (micky mouse club)」をカヴァー。

 音だけですが、Youtube上の「micky mouse march (micky mouse club)」。

 http://www.youtube.com/watch?v=96W5Dmdzntw

 もしかすると、この曲でディズニー好きの木村カエラの琴線に触れたのかもしれませんね。

 また、アヴァンギャルドのようでいながら、どことなく上品なセンスが漂うところも、私のお気に入りの理由。

 ただし、ジャケット写真は、YMO時代の松武秀樹的なこけおどしともいうべきエフェクターとコードだらけのアーティスト写真を使った方が絶対に良いと思う、avengers in Sci-Fi (アヴェンジャーズ・イン・サイファイ)、応援させていただきます。

 

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