テックス・メックス風味のピュア・ブルース・サウンドが絶妙です。ボブ・ディラン(Bob Dylan)「トゥゲザー・スルー・ライフ(Together Through Life )」
前作「モダン・タイムス (Modern Times)」(2006年)が約30年半ぶりの全米No.1だけでなく、自身初の全米初登場No.1の大ヒットとなり、当時65歳ながら脅威のタフネスぶりを発揮したボブ・ディラン(Bob Dylan)。
67歳で発売の新作、「トゥゲザー・スルー・ライフ(Together Through Life )」(米盤:2009年4月、日本盤:2009年5月)は、なんと全米、全英ともに初登場No.1。
正直言って、最近ようやくボブ・ディラン(Bob Dylan)の魅力がわかってきた私にとって、前作「モダン・タイムス (Modern Times)」は今ひとつピンとこなかったのですが、新作「トゥゲザー・スルー・ライフ(Together Through Life )」は、すぐに気に入りました。
テックス・メックス風味のピュア・ブルース・サウンドが絶妙。
THE BAWDIES(ザ・ボウディーズ)にも感じたような、純度の高いシンプルなサウンドが実に今の気分です。
おなじみ菅野ヘッケル氏の10ページもの熱い日本盤解説によると、チェス・レコード (Chess Records)やサン・レコード(Sun Records)の整理されていて余計なものがない力強い生き生きとしたサウンドが好きで、本作のベースとなっていると語るボブ・ディラン(Bob Dylan)。
確かに、チェス・レコード (Chess Records)の傑作、マディ・ウォーターズ(Muddy Waters)「ベスト・オブ・ウォーターズ(The Best Of Muddy Waters) 」(1957年)等を彷彿とさせる、純度の高いシンプルなブルース・サウンドが実に気持ちいい。
それに加わるのが、ロス・ロボス(Los Lobos)のデイヴィッド・イダルゴ(David Hidalgo)のアコーディオンが醸し出すテックス・メックス風味で、これがまた絶妙。
You tube上の1曲目「 ビヨンド・ヒア・ライズ・ナッシング(Beyond Here Lies Nothin' )」のプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=hPpCxY05dqs
無条件にカッコいいですね。
最近の年をとってからのボブ・ディラン(Bob Dylan)に関しては、「ゲロゲロ」などと評される声がどうも好きになれなかったのですが、「トゥゲザー・スルー・ライフ(Together Through Life )」、20代のTHE BAWDIES(ザ・ボウディーズ)とも共振する67歳、ピュアなサウンドには脱帽です。
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