忌野清志郎といったら私はやはりこの曲。忌野清志郎&坂本龍一 「いけないルージュマジック」 忌野清志郎「マジック(MAGIC~Kiyoshiro The Best」より
ローリング・ストーンズ (The Rolling Stones)音痴の私は、RCサクセション(RC SUCCESSION)も昔からどうも苦手。
そんなわけで、忌野清志郎といったら私はやはりこの曲、忌野清志郎&坂本龍一 の企画もの的シングル、「いけないルージュマジック」(1982年)。
無性にこの曲が聴きたくなり、amazonで収録されているCD(意外に少ない)を探し、ジャケットの良さで忌野清志郎「マジック(MAGIC~Kiyoshiro The Best)」(1994年)を入手。
久しぶりに聴きましたが、坂本龍一にとっても最高傑作と言っても良い素晴らしくキャッチーな曲です。
「い・け・な・いルージュマジック」(1982年)は、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったテクノ・ポップ・バンド、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の一員坂本龍一と、ストーンズ・タイプのロック・バンドRCサクセション(RC SUCCESSION)の忌野清志郎の共演で、当時の私としてはすごく意外な印象がありました。
しかし、資生堂のキャンペーン・ソングとなり、オリコンチャート1位も獲得し、見事にヒット。
You Tube上の「い・け・な・いルージュマジック」の懐かしいプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=tvUZkqAgB_E
坂本龍一の繰り返しのシンセのフレーズにコード進行だけ変化させて行く部分が、実に快感。
坂本龍一は、インタビューで、ヒットを狙っても出せなかったとよく語っていますが、「い・け・な・いルージュマジック」は、忌野清志郎との共作なので別の勘定なのでしょうか?
坂本龍一は、こういった普通のポップ・ソングに少し洗練されたハーモニーを加えるという作品が一番良いと思うのですが、私には理解不能の作品が多いのが残念。
同時期、1982年放送開始の、NHK「YOU」のテーマ・ソングも、「い・け・な・いルージュマジック」と同様のタイプで、この曲も洗練されたハーモニーが気持ち良い。
You Tube上のNHK「YOU」のテーマ・ソングの映像。
http://www.youtube.com/watch?v=OKpGDp436Rs
当時のマンガ界のカリスマ、大友克洋のイラストも懐かしいですね。
坂本龍一には、「血迷って」でいいので、またこういった作品を手がけてもらいたいところです。
ところで、忌野清志郎「マジック(MAGIC~Kiyoshiro The Best)」(1994年)ですが、12曲目の1986年のシングル、忌野清志郎、ジョニー、ルイス&チャー「S・F」のカッコ良さにびっくり。
この曲は知りませんでしたが、チャーのキレの良いギターに絡むジョニー・吉長のドラムの鳴りの良さとグルーヴはすごい。発見です。
忌野清志郎のご冥福を心よりお祈りいたします。
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