さすが、オリジナルに匹敵する完成度のリミックス。CORNELIUS(コーネリアス:小山田圭吾)「CM3」
先日ご紹介した、同時発売の「SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW(センシュアス・シンクロナイズド・ショー)」と同様、当初の発売予定日である3月11日から待たされること約2ヶ月、ようやく届いたCORNELIUS(コーネリアス:小山田圭吾)「CM3」(2009年5月)。
どうも、「CM3」収録曲の許諾に時間がかかり、発売が延びに延びたらしい。
「CM3」は、コーネリアスが海外・国内からオファーを受けたリミックス作品集「CM」シリーズ第3弾で、2003年から発表されたリミックス作品を収録。
さすが、オリジナルに匹敵する完成度のリミックス作品が満載です。
以前にも当ブログで触れましたが、私は、リミックスが実は苦手で、オリジナルより面白いと思うことはあまりなく、その数少ない例外が、CORNELIUS(コーネリアス:小山田圭吾)「CM2」(2003年)。
「CM2」は、1999年から2002年にかけてのリミックス作品を収録。
今のサウンド・スタイルに大きく舵を切った「POINT」(2001年10月)前後の録音で、ブラー(Blur)、ベック(Beck)、スティング(Sting)等のワールド・ワイドなアーティストを含む内外の作品を題材に、最小限の音数で繊細に構築された、ワビ・サビを感じさせる独自の音響芸術世界が実に美しい。
「CM3」(2009年5月)も、ややアゴのたるみが目立つようになったものの、HELP!の北山雅和によるほとんど同じジャケット・デザインと同様、サウンドも基本的には「CM2」の路線を踏襲。
今回もジェームス・ブラウン(James Brown)、スティング(Sting)、ブロック・パーティ(Bloc Party)、スケッチ・ショウ(Sketch Show)、坂本龍一(Ryuichi Sakamoto)、電気グルーヴ×スチャダラパー、Crystal Kay(クリスタル・ケイ)等の内外のアーティストの作品が題材。
オリジナル・アルバムと似た世界の、2曲収録されたスケッチ・ショウ(Sketch Show)のような作品よりも、ジェームス・ブラウン(James Brown)、スティング(Sting)、Crystal Kay(クリスタル・ケイ)等の声に力があるアーティストの方が、CORNELIUS(コーネリアス:小山田圭吾)のワビ・サビを感じさせる独自の音響芸術世界が引き立つような気がいたします。
You Tube上のCrystal Kay(クリスタル・ケイ)「ONE(Cornelius Remix)」のプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=cJCjfwO4KaE
同じく独特なリミックス・サウンドを誇る、Rei Hrakami(レイ・ハラカミ)「ゆうげ -selected re-mix & re-arrangement works / 2」(2009年3月)と比べても、消化の仕方が一段上のような感じもする、CORNELIUS(コーネリアス:小山田圭吾)。
リミックスの世界でも、さらなるワールド・ワイドな活躍を期待いたします。
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