細野晴臣&森高千里の共演が最高の音質で楽しめます!「細野晴臣の歌謡曲~20世紀BOX」
ゴールデン・ウィーク直前に合わせるかのように、すごいボックス・セットが発売。
日本が誇る「音楽王」、細野晴臣がエイプリル・フール(Apryl Fool)でデビューしてから40年の間に作曲された200曲を越える楽曲から、細野本人が厳選し選曲した115曲を6枚のCDに収録したという、「細野晴臣の歌謡曲~20世紀BOX」(2009年4月)。
さっそく、全部聴かせていただきましたが、松田聖子よりも、イモ欽トリオよりも、ナウシカよりも、やっぱり、私にとっては、細野晴臣&森高千里の共演(1997年~1998年)が断トツ。
細野晴臣と森高千里の素晴らしい才能の出会いが、最新リマスタリングによる最高の音質で蘇ります。
「トロピカル・ダンディー(TROPICAL DANDY)」(1975年)、「泰安洋行(Bon Voyage co.)」(1976年)については、そのアメリカン・ルーツ・ミュージックさが当時はいま一つ肌に合わなかったのですが(今は大好きですが)、「はらいそ(Paraiso)」(1978年)のシンセサイザーを多用した未来指向な音作りには本当にしびれました。
「泰安洋行(Bon Voyage co.)」の録音を高く評価していた山下達郎が、歌謡曲の音になったと酷評していたらしい、クリアーな録音も、私は逆に今聴いても好きです。
Youtube上の1曲目「東京ラッシュ(Tokyo Rush)」のプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=egBHkZX-oe4
Youtube上の9曲目「はらいそ(Paraiso)」のプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=U7RBe8dBGAo
朝比奈マリア(雪村いづみの娘。20世紀BOXに細野作曲「おんなともだち」(1979年)を入れてほしかったですが)と司会をしていたFM東京の音楽番組「アルファ・サウンド・ラボ」を毎週楽しみにしていて、細野晴臣の動向に注目。
そして、以前にご紹介したように「イエロー・マジック・オーケストラ(YELLOW MAGIC ORCHESTRA)」(1978年)発売時には、いち早く「ファイアー・クラッカー(Firecracker)」をコピーしたりしていたのを思い出します。
後に、細野晴臣は、次第にアンビエント・ミュージック (Ambient Music) に傾倒するようになり、ちょっと私も疎遠に感じるようになった時代も。
しかし、森高千里とローソン(LAWSON)のCMで共演したのを機会に発表したシングル「ミラクル・ライト(Miracle Light)」(1997年)は、「はらいそ(Paraiso)」を思い出させるシンセサイザー「チャンキー・ミュージック」で、私は狂喜乱舞。
正に、「細野のカ~ム・バック!」(By President BPM)。
Youtube上のローソン(LAWSON)のCM、「ローソンへ行かなくちゃ」。
http://www.youtube.com/watch?v=Wi1hhrbmyO0
http://www.youtube.com/watch?v=uI-dJUyBbXA
(このバージョンに「ミラクル・ライト(Miracle Light)」が使われていますね)
http://www.youtube.com/watch?v=3wW0vVN9u3A
そして、翌年には、細野晴臣プロデュースの傑作アルバム、「今年の夏はモア・ベター」(1998年)を発表。
何しろ1曲目が「はらいそ(Paraiso)」収録「東京ラッシュ(Tokyo Rush)」、「音楽王」細野晴臣の知識・経験・才能と、森高千里のほんわかしながらも素晴らしい才能の作詞と歌が織りなす、捨て曲一切なしの完璧なアルバム。
Youtube上の森高千里版「東京ラッシュ(Tokyo Rush)」のプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=2OSbhyBsGJw
「細野晴臣の歌謡曲~20世紀BOX」(2009年4月)には、シングル「ミラクル・ライト(Miracle Light)」(1997年)、「今年の夏はモア・ベター」(1998年)より、「Hey!犬」、「カリプソの娘」を収録。
とにかくここ2年ぐらいのリマスタリング技術の向上はすごいと思っておりますが、「細野晴臣の歌謡曲~20世紀BOX」もとにかく音が良いと思います。
シングル「ミラクル・ライト(Miracle Light)」は、「今年の夏はモア・ベター」(1998年)に収録されているものとバージョンが違うことに今回気が付きましたが、おそらく森高千里が叩いていると思われるスネアの音の良いこと!
本盤のライナー記載の、青野裕慈氏による素晴らしいロング・インタビューで細野晴臣も魅力的なミュージシャンでありもったいないと語る、森高千里、活動再開が本当に望まれます。
世界遺産とまでは言えないかもしれませんが、重要な日本の文化財、「細野晴臣の歌謡曲~20世紀BOX」、連休中にいかがでしょうか?
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コメント
「今年の夏はモア・ベター」、いいアルバムですよね。僕はその中では「風来坊」が特に好きですね。
投稿: K2 | 2009年5月 3日 (日) 19時41分
K2さん、コメントありがとうございます。
森高千里の「風来坊」、この曲の最高のバージョンかもしれませんね。
森高千里の、裏側の高いプロフェッショナリズムを全く聴き手に感じさせない、天性の明るさ、爽やかさは貴重で、聴いてて本当に楽しいですね。
野宮真貴もそうですが、音程もリズムも正確で実は歌上手いと思います。
投稿: Accounting&Music | 2009年5月 7日 (木) 01時41分