「ニュー・ミュージック」と言う言葉を思わず思い出してしまいました。土岐麻子「TOUCH」(M)
最近は、江口洋介・森高千里夫妻出演のハウスジャワカレーCMソング、くるり「さよならリグレット」(2008年9月)への参加、日産TEANA CM 、ビル・エヴァンス(Bill Evan)の「Waltz for Debby」のカヴァー、そして、本人も出演のUNIQLOと、出色の出来のCMものが印象に残る土岐麻子。
それらの活動を受けての、待望の新作アルバム「TOUCH」(2009年1月)が発売。
川口大輔、NONA REEVES(ノーナ・リーヴス)の奥田健介との共同プロデュースの「TOUCH 」、昭和育ちのおじさんは、「ニュー・ミュージック」と言う言葉を思わず思い出してしまう、音楽性です。
You Tube上の、くるり「さよならリグレット」のプロモーション・ビデオ。
http://www.youtube.com/watch?v=7z1OVrUZb9s
すごく「和」を感じさせてくれるこの曲は、大好きです。
You Tube上の、日産TEANA CM 、ビル・エヴァンス(Bill Evan)の「Waltz for Debby」のカヴァー。
http://jp.youtube.com/watch?v=sWd8s-wOk-Q
このCMもすごく和を感じさせてくれます。
You Tube上の、マキシ・シングルとしても発売された「How Beautiful」を使った本人も出演のUNIQLOのCM。
http://www.youtube.com/watch?v=jhxow0dW8jA
このCMも、日産TEANAに相通ずる、「ジャズ」、「和」を感じさせる素晴らしい出来。
というわけで、期待の新作アルバム「TOUCH」ですが、「Waltz for Debby」にしても、マキシ・シングルとしても発売されていた「How Beautiful」にしても、CMよりもだいぶ地味な印象。
Cymbals(シンバルズ)の頃からの土岐麻子の特徴である「あっさり」感がさらに強調され、昭和育ちのおじさんは、「ニュー・ミュージック」と言う言葉を思わず思い出してしまいました。
amazonのレビュー等を見ると、だいぶ評判の良い「TOUCH」、同じ大学音楽サークルの先輩として期待を込めてあえて言わせていただくならば、土岐麻子の最近の精力的な活動ぶりを見ると、もっと繰り返し聞きたくなるような魅力を持ったアルバムが出来るのでは、というのが私の正直な印象です。
思い切って、日産TEANAやUNIQLOのCMのように、英語詩だけど和を感じさせるアルバム、というのも良いのかもしれないですね。
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