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新作オリジナル・レコーディング・アルバムはまだでしょうか?Rei Hrakami(レイ・ハラカミ)「ゆうげ -selected re-mix & re-arrangement works / 2」(M)

H210327 日本で最もオリジナルティを感じさせてくれる音楽家、Rei Hrakami(レイ・ハラカミ)の活動10周年を記念した、リミックス音源等のリマスタリング盤が、2タイトル同時リリース。

 Rei Hrakami(レイ・ハラカミ)「ゆうげ -selected re-mix & re-arrangement works / 2」(2009年3月)は、主に2001年以降の音源で、くるり、UA、Great3、ショコラ、ASA-CHANG&巡礼、イルリメ等の比較的メジャーなアーティストの曲が中心。

 Rei Hrakami(レイ・ハラカミ)の、唯一無二の、和を感じさせる水墨画のような電子音楽を聴いていると、「新作オリジナル・レコーディング・アルバムが、待ちきれなくなってきます。

H210327_3   もう一枚の、「あさげ - selected re-mix & re-arrangement works / 1」(2009年3月)は、1990年代後半から2000年代初期までの音源で、比較的マイナーなアーティストの曲が中心。

 やっぱり、私は、知っている曲が多い「ゆうげ」の方が聴きやすい。

 いったい、Rei Hrakami(レイ・ハラカミ)はどんな音楽を聴いてこのサウンドを生み出しているのだろうかというのは、誰もが気になるところ。

 Rei Hrakami(レイ・ハラカミ)のブログのこの記事を見ると、スクリッティ・ポリッティ(Scritti Politti)が好きなんだということがわかりますが、その丁寧な音色作りを考えればなるほどと納得。

 そして、寡作な点もスクリッティ・ポリッティ(Scritti Politti)のグリーン・ガートサイド(Green Gartside)譲りか。

H210327_lust  直前のオリジナル・レコーディング・アルバムにして、矢野顕子の「世界遺産に決定。文句無し。」という帯のコピーが内容をよく表していた、金字塔的傑作アルバム「lust」(2005年)からもう約4年が経とうとしています。

 このアルバムの曲は、TV番組のBGM等で多くの人が耳にしたことがあるだろう、日本人の琴線を刺激するなごみの音がぎっしり。

 「lust」自体も、その前のオリジナル・レコーディング・アルバム「Red Curb」 (2001年)から4年ぶりでした。

H210327_4  「lust」発売後に出た、レア音源集「わすれもの」(2006年)もオリジナル・アルバムではなかったものの、なかなかの出来栄えでした。

 You Tube上の1曲目「にじぞう」のプロモーション・ビデオ。

 http://www.youtube.com/watch?v=xH6wEzLZ5S0

 このあと、矢野顕子とのプロジェクト、yanokamiでの活動もありました。

 和を感じさせてくれる、美しくもユーモアあふれるジャケットの「あさげ」、「ゆうげ」、ようやくオリジナル・アルバムのソロ作かと思いましたが、レア音源集で、私はちょっと拍子抜け。

 それでも、特に知っている曲が多い「ゆうげ」には、引き込まれてしまいます。

 You Tub上の8曲目、Rei Hrakami(レイ・ハラカミ)アレンジのGreat3(グレート・スリー)「Oh Baby Plus 」のプロモーション・ビデオ。

 http://www.youtube.com/watch?v=V73DhSpNfO4

 Rei Hrakami(レイ・ハラカミ)、新作オリジナル・アルバムを期待いたします。

 

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音楽等(やや通向)」カテゴリの記事

コメント

リンクされている2006年のハラカミさんのブログを見ましたが、スクリッティ・ポリッティと同時にニルヴァーナなんぞを買っているのがちょっとかわいかったです。

その文章の中の
「ハラカミにとっては、肉体を使った楽器演奏者(プレイヤー)である事を意図的にやめた辺りから、色んなモノが冷静に見えて来た様な気がします。」
ってのは含蓄ありますなぁ。
彼のライブ、楽器は弾いてないけど、ミキサー(?)をハデに演奏(?)するんですよ。それがなかなかすごい。

テクノ(って言っていいのかわからないけど)は、一旦、生(肉体)のプレイから離れて構築し、
それをまた生(ライブ)に戻って発展させる、ってプロセスが必要なのでしょうね。

投稿: K2 | 2009年3月28日 (土) 23時12分

そうそう、ハラカミ氏の音、ほんとに日本人の琴線に触れる音ですよね。

シンセ使って日本的、というと喜多郎みたいな和楽器っぽく五音階で、って連想にすぐなるけど、
それこそ西洋から見たステレオタイプな発想で、
本質はそうじゃないんだよなぁ、と思うのです。

投稿: K2 | 2009年3月28日 (土) 23時17分

K2さん、コメントありがとうございます。
なるほど、ミキサーのハデな演奏、昨年のこのライヴの映像でもわかりますね。
http://www.youtube.com/watch?v=U1s6_QMfA50
DJですが、FPMもミュージシャン顔負けの表現力で体を動かしますよね。

レイ・ハラカミのワビサビ感って、コーネリアス(Corenelius)にも通ずるものがあります。
そういう意味では、コーネリアス(Corenelius)が喜多郎が受賞できたグラミー賞を逃したのは惜しかったのですが、この感覚がアメリカ人にわかるかって日本人として胸を張りたい気も少々します。

投稿: Accounting&Music | 2009年3月31日 (火) 22時44分

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